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王陽明『友というものは、欠点を指摘したりするよりは、むしろ助けたり励ましたりすることに重点を置くべきだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

それは王陽明の、

 

ここに書いた様に、『同じ階層』というキーワードがカギになるだろうが、私は今回の王陽明の言葉は、首をかしげる。いや、正確には『王陽明のこの日本語訳には』だ。極めて微妙なニュアンスの違いで、意味が大きく変わってきてしまう。『心のブレーキの外し方』にはこうある。

あなたがプラスに成長することを、無意識的にでも邪魔してくるような人たちは、そもそも”友達”と呼ぶに値しないのです。

 

確かにここで考えてもわかるように、『友』というものは、『友の足を引っ張らない存在』であるということは、間違いない事実と言えそうだ。そう考えると、王陽明の言う『欠点を指摘する』ということも、この『足を引っ張る行為』として数えることもできるから、一見するとそれでいいのだが、しかし私は、『助けたり励ましたりする』ことと、『慣れあい傷を慰め合う』ことが、非常に密接にリンクしていて、その違いを理解している人の数が、あまり多くない、という印象を強く受けるのだ。

 

そして『欠点(弱点)』を指摘された人間が、そこを穴埋めしようとしてエネルギーを捻出し、結果的に成長する、ということも、私の人生ではよく目にした光景だ。様々な観点から、この言葉を考えたいのである。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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