偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
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考察
これは私にとっても感慨深い言葉である。なぜかと言う理由は様々な記事に書いてきたが、例えば土方歳三のこの記事、
ここに書いた、こういう内容を見ればその意味が分かる。
クリスチャンを自称する私の親も、かれこれ私の知る限りでも30年という時間、集会に通っては、聖書を持って交わりという名の話し合いをしているが、そんな母親がかつての私によく言っていたのはこうだ。
『世の中はね、自分の思い通りにはいかないものなのよ。もし困ったことがあったら、イエス様にお祈りしなさい。』
クリスチャンではない、今もこれからも違う私にとって、そうした教えは、常として苦痛でしかなかった。
母親はなぜこう言えなかったのだろうか。
『世の中ね、自分の思い通りにはいかないもなのよ。でもね、思い通りにいかないってことは、思いがけない良い事もあるっていうこと。だから、必要以上に驕る必要も、腐る必要もないのよ。』
彼女は何とかして私をクリスチャンにならせようとしてあの手この手を尽くしたが、私にとって、それを強要することは『教育』ではなく、『虐待 』だった。『北風と太陽』だったのである。
私には、そう言うべきだった。『困ったらイエス様』ではなく、『人生の黄金律』を教えるべきだった。
ヘレン・ケラーは言った。
自分がもしクリスチャンであっても、それを違う思想を持った人間に強要することは争いの原因となる。それが原因で、どれだけ人間の間で争いが行われて来ただろうか。ヘレン・ケラーやディズレーリの様な言い回しも出来たはずだ。私にとっては、そういう言葉の方が強く心に響いた。私が『聖書の御言葉』ではなく、『偉人の名言』に強く興味を抱いたのも、かつての幼少時代に、こうした背景があったからなのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
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