名言を自分のものにする

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美輪明宏『お父さんの欠点ばかりが目に付くのは、父親として見ているだけだから。お父さんも一人の人間。』

美輪明宏


日本歌手 美輪明宏画像

 

名言の意味を考えて、偉人の知恵を自分のものにしよう!



 

 

考察


このテーマについては、身に覚えがある。私は両親のことを、自分と『一心同体』だと思っていた。しかし、それがわかったのは、父親が余命宣告を受けてからだった。

 

それまでは、『死ねばいい』と思っていた。宗教を強要するからだ。時には怒鳴り散らし、『なぜ教会へ行かなかったんだ!』と力づくでねじ伏せることもあった。あれだけ『嫌だ』と言っているのに強要を止めなかった両親は、『殺人者』と同じだと考えた。『意志の殺人』だ。

『お前の意志なんて関係ない。自分たちに従えばいいんだ。』

 

という彼らからのメッセージを毎日のように受け、私がそこに束縛と拘束感を覚え、窮屈さに頭を悩ませ、誰よりも『自由』を求めるようになったことは、想像にた易い。

 

しかし、父親が死ぬとなった時、自然と始めた内省で、私はこう考えていた。

 

 

 

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    美輪明宏の言葉を自分のものにする



    (どうせ死ぬのか。

     

    まあ嫌なやつだったから、

    俺に意見ばかりしてうざかったから、

    死んでせいせいするという気持ちはあるが、

    ……

    どうせもうすぐ死ぬんなら、

    最後ぐらい言いたい事を言わせてやってもいいか。

    それぐらいのことは我慢しよう。

    ……

    なんだ、もう死ぬのか。

    だったら、銀行強盗でもなんでもやって大金掴んで、

    最後にパーっと終わらせてもいいよな。

    なんでも好きにやればいいんだ。

    ……

    なんでも好きにやればいい。

    俺は俺で、それを見守るような形で見ている。

    我慢できるさ。

    俺は俺、父親は父親だからな。

    ……

    父親は父親、俺は俺?

    ……

    俺と父親は、別々に死ぬ?

    ……

    一心同体じゃなかったのか…。

    ……

    なんだ、最初から一心同体じゃないなら、

    別々の生き物なんだったら、

    最初から父親の好きにやらせればよかったじゃないか。

    最初から父は父、母は母、自分は自分と、

    それぞれの人生を生きればよかったじゃないか。

    ……

    なんか悪いことしたな。

    もっと俺の方が、大人になればよかったな。

    信仰を押しつけるのはよくないと思うが、

    親は親なりに、自分のことを心配してやってくれていたことなんだ。

    それに対して憤りを感じて非行に走るんじゃなくて、

    自分が自立することで、親の心配を解消する、

    そういう選択肢もあったはずだよな。

    ……

    そうか。

    でももう、手遅れか。

    もう死ぬのか。

    あの父親が、

    あの、ずーっとそばに居て当たり前だった父親が、死ぬのか。

    ……

    俺は自分を、考え直さなければいけないな。)


     

    私は両親を、自分と一心同体の存在だと思っていたのだ。だからこそ、自分と価値観が違うことが許せなかった。認められなかったのだ。(あっそう。でも俺は違う考えだね。)と、さっぱりと考えることが出来なかった。

     

    『愛していた』のだ。そしてそれは、相手も同じであり、お互いが『真の愛』の意味を、理解していなかった

     

    それからしばらくして、私は両親が『親』ではなく、『子供』だと考えることで、解決するものがあることを知り、その旨をとあるSNSに書いた。しかしそこだけを断片的に見た知り合いの年上が、

    『親が子供ってのは、単なる勘違いだと思うけどね。』

     

    と書き込みをした。

     

    私は、

    (お前に何がわかるんだよ)

     

    と思って、ついその人に電話をしてしまった。

     

    彼は動揺しているようだった。私がわざわざ意見をする為に電話をしてくるとは思っていなかったのだ。当時、私は『意見を言えない人間』だと勘違いされていた。私は『言わなかった』のだ。『言えなかった』のではなかった。

     

    彼は言った。

    『ああ、あの、まあ、色々な意見を書き込んでいいと思ったからさ。でもまあ、お前の気持ちはわかったよ。』

     

    彼は結局すんなりこちらの言い分を受け入れてしまった。つまり、彼はその言葉を書き込むことに対し、何の覚悟も無かった。しかし、私がその言葉を書き込むために必要だったのは、この世にたった一人しかいなかった父親の死と、親を『子』呼ばわりする為に必要な『覚悟』だった。

     

     

     

     

    ※この文章は全てオーナー独自の『名言を通した見解』です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

    著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

     

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    著者:一瀬雄治(Yuji ichise.)

     

    『Inquiry.』のサイトオーナーとして知性あるつぶやきをするよう心がけます。また、1,000本の映画を観てきた人間として、最新映画の感想をネタバレなしでつぶやきます。

     

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