ガウディ『何千年も前からハエは飛んでるけど、人間が飛行機を作ったのはつい最近になってからだ。』
スペインの画家 ガウディ(画像)
名言の意味を考えて、偉人の知恵を自分のものにしよう!
考察
『世界では何も発明されてないんだ。発明家の幸運は神が全人類の目の前に置いたものを見たに過ぎない何千年も前からハエは飛んでるけど、人間が飛行機を作ったのはつい最近になってからだ。』
この言葉を考える時に、併せて考えたいのは次の内容である。広告審議会『AC』の設立者、ジェームズ・W・ ヤングは、著書、『アイデアのつくり方』でこう言っている。
『アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない』
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ガウディの言葉を自分のものにする
要は、発明とか、アイディアとか、人間は騒ぎたてるが、それらは全て、『既存の要素』を組み合わせたに過ぎない。この世にある要素を、全て並べてしまうと、天文学的な数字を使わなければならない為、例えば、世界は下記の図の様に、
この4つの要素だけで出来ていたとする。
普通なら、こう言うことはあり得ない。人間、動物、昆虫、植物、宇宙、といった、実に様々な要素で成り立っているのが、この世であり、この様な図が、世界であるということはない。しかし、単なるイメージだ。この4つだけで出来ているとする。
ガウディは、『神は、この4つを最初から用意した』と言う『それを並び替えたり、組み合わせたりして、オリジナルな要素を生み出した』というのが人間の発明であり、アイディアなわけだが、しかし、それは『神が用意した要素』なのだから、『オリジナルな要素』ではなく、人間は、神を超えることは出来ない。ということが浮き彫りになってくるわけである。
しかし例えば、上の『赤と青』を混ぜ合わせて、『紫色の毒』を作ったとする。
そんな色は、上の図になかった。これが例えば、『核爆弾』である。
しかしガウディの考え方であれば、『それも結局神が用意した要素を組み合わせただけだろ』ということで、『その要素がなかったら出来なかったんだから、結局全ては神の手中にあるのだ』という発想が見えてくるのである。
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著者:一瀬雄治(Yuji ichise.)
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ガウディ『何千年も前からハエは飛んでるけど、人間が飛行機を作ったのはつい最近になってからだ。』
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