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ゲーテ『時を短くするものはなにか―活動。時を絶え難くするものはなにか―怠惰。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

ふむ…。

運営者

考察

日本でよく言われるのは、『小学生の6年間が異様に長かった』という感覚。往々にしてこの時代の日本人は、そう思うことが多いだろう。その理由の一つは、ゲーテの言う通り『活動』と『怠惰』が重要なポイントになっている。

 

『活動』というのは、決して『走り回っている状態』だけのことを指すのではない。 縁側でじっと座って将棋を指しているときだって、『脳内がぐるぐると活動』している。ゲームも同じだ。そう考えると、小学生の時代というのはそれだけ活発だったはずだが、どういうことだろうか。それだけではなく、物心がついてきて、いちいち見る物全てが『新鮮』だった。だから多くの感動をした。つまり、『心が活動的だった』はずある。だから『時間が経つのはあっという間』のはずだ。

 

しかし、ではなぜ長かったのだろうか。ゲーテの言う通り『怠惰』していた意識もないのだ。しかし『怠惰』とはある種、『無責任』とも言える状態。そう考えると、あの頃はほとんど、お菓子、アニメ、放課後、ゲーム、サッカーボール、人形遊び、自転車等のことしか考えていなかったわけで、

 

人形遊

 

親が抱えている経済的な悩みや、教育的な悩み、夫婦間の悩み、将来の悩み、社会の問題、貯蓄、納税、そういったあらゆる大人や、国民の責任において無責任だったわけで、なるほど、そう考えると、人間として『怠惰』していたあの頃は、時間が長く感じるということは、納得できる話なのである。

 

大人になったら、確かに幼少期の頃よりは新鮮な体験は少なくなるかもしれないが、それ以上に『活動』させなければ解決できない問題が山のようにある。それで時が早く感じるのだ。それは良いことである。それだけ人生が、充実しているということだ。幼少時代よりも、圧倒的に充実していることを喜ぶべきである。また、怠惰によって失うものを理解するためには、

 

『「生きる」ということの本当の意味とは。』

 

この黄金律を見るのが良いだろう。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

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