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うつは病気か甘えか

うつは病気なの?それとも甘え?

その結論はこのページでは出ません。様々な状況があるからです。

先生

うつ病といっても、様々な状況があるからね!一辺倒に断言することができないよね!軽い場合も重い場合もあるし!今回はそのあたりのことについて、一緒に考えていこう!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

うつは病気か甘えか

うつの人が病気か甘えかということについては、断言できない部分がある。例えば、うつによって自殺した人が身内でいたとしたらどうか。

 

また、自殺した人が、とてつもない劣悪な環境を強いられていたり、極めて大変な介護や虐待など、心身に著しい負担がかかるような状況を強いられていた場合、彼が死を選んで楽になる、あるいは、介護疲れで、相手を殺してしまうことは、その人の気持ちになってみなければ、本当の意見というのは言えないはずである。

 

尊厳死』はどうだ。賛否両論だ。

 

 

もちろん周囲の人からすれば、死なれたり、殺したり、ということはとても物騒だし、周りに与える影響もあるし、身勝手に見え、他の手段があったのではないかと軽はずみに言葉にしたくなるだろう。

 

だが、うつで悩む人も、介護で悩む人も、自殺を考える人も、皆、抱えているのは軽い問題ではなく、このまま永久に先が見えないまま生きていかなければならないのなら、いっそのこともう人生を終わりにしたいと、公園ではしゃぎまわる無邪気な子供や、無意味な世間話をしてケラケラと笑う主婦や、繁華街で能天気に酒を飲んで騒いでいるサラリーマンを見ると、考えてしまうのも無理はないと言える。

 

 

先生

確かに仕事がうまくいっていないとき、家庭がうまくいっていないとき、夕日が差しこむ夕暮れの時間、外から楽しそうな子供の声が聞こえるとき、そこにある陽気なエネルギーと自分の陰気なエネルギーとのギャップに、心を持ってかれそうになることはあるね!
わかるっちゃわかるっす!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 人生がうまくいっていないとき、他人が煩わしく感じる気持ちは確かにある。

わかっちゃいるけど、わかっちゃいけない

だがもちろん、『わかっちゃいるけど、わかっちゃいけない』ことが世の中にはあるのだ。うつだからといって許されないことがある。例えば、銃を乱射して大勢の人を巻き込み、自殺することだ。そこに残るのは虚無のみである。

 

本人は最初から虚無があり、自分だけが虚無に陥るのは不公平だから皆を巻き添えにした、というつもりかもしれないが、命の尊さを理解していない。

 

彼がもしうつで悩んでいるのであれば、克服し、同じような悩みを持った人々を助ける救世主になればいいではないか。

 

それもできない、あれもできない、だから人を殺そうなどということになるのであれば、残念ながらそんな命は、殺虫剤をかけられて瞬殺される、害虫と同じだけの価値でしかない。

 

 

命の重さは真理から見て平等であっても、我々は害虫駆除をするといって、虫や動物を大量に殺すことがあるではないか。人間はそういう生き物のはずだ。

 

道路を埋立、そこにいる種を絶滅に追い込み、皮をはいで血を抜いて、動物の肉を食べる。害虫は、殺される。神の目から見て命は平等でも、人間は、害虫と人間の無邪気な子供の人生を、同じ価値として扱っていない。

 

同じように、うつになっても人を殺さない人だって、自殺しない人だっているのだ。その決定的な事実があることから、『うつは甘えだ』という発想が頭をよぎるのである。しかし、この記事では答えは出さない。また更に深くデータを取り、もっと綿密な記事を書くことにしよう。

 

先生

自殺をされたらこっちは何も言えなくなる雰囲気が出るよね!死んだ人のことを悪く言うことはできないっていう倫理観があるから、それによって議論がシャットアウトされるんだ!でも、それで『うつが病気か甘えか』という議論が終わるわけではないんだね!
命を考えるときは、いつの時代も真剣に考える人がそこにいるっす!

ハニワくん

この章のまとめ
  • わかっちゃいるけど、わかっちゃいけない』ことが世の中にはある。
  • うつになっても人を殺さない人だって、自殺しない人だっている。