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瀬戸内寂聴『与えられた限りある時間に、思い残すことなく人をたっぷり愛しておかなければとしみじみ思います。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者

ふむ…。

考察

与えられた限り有る時間に、思い残すことなく人をぶん殴る、という選択肢もある中で、なぜ愛さなければならないのか。それを考える必要がある。単純に、達成感の違いだ。桁が違う。人をぶん殴り、スッキリするという幸福量と、人を殴りたいほど憎いのに、その気持ちを支配し、『自分』というこの世で最強最大の敵に打ち克ち、むしろ対象を愛し(赦し)た。その幸福量の違いは、下記のメーターの通りだ。

 

 

左のメーターが、己を支配した時の幸福量である。右の比ではないのだ。よく考えてみたらわかるが、腹が立ち、泣いたりわめいたり、相手から物を奪ったり、ひっぱたいたりすることは、極めて幼少期に、既にやっていることなのである。ということは、それらの感情になすがままにされ、支配されるということは、極めて難易度の低い、易しい、赤子レベルのことなのである。

 

それなのに、怒りや憎しみの衝動を抑えられず、(やってやったぜ!)という気持ちで心が満たされているというのであれば、その人間の器は知れたものである。たった一度の有限の命だからこそ、自分が出来る限りの最大の勇気を燃やすのだ。それこそが、人間がこの世を悔いなく潔く去る為に必要不可欠な、試練であり、ノルマであり、使命であり、そして生きがいである。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

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