偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『至誠(しせい)』とは、極めて誠実な、まごころの事を意味する。それを、『尽くす』ということは、もう最高峰の貢献である。『命』をも相手に投げ出すレベルだ。これぐらいの至誠のことを言っているのである。
だとしたら必ず心は動くはずだ。何しろ、そういう貢献心、没我心があるのであれば、それは別に自分が生きている間に、人の心が動くことを確認するということを考えることは無い。そういう人間だったら、絶対に心を動かせる。たとえ、その時代の人でなくても。記録を残してくれる人さえいれば。
これは余談だが、私の知人に『自分が生きている間に思い通りの結果を見たい』ことに執着している70歳近いある母親がいる。彼女は仕事も軌道に乗せて経済的にも不自由はなく、子宝に恵まれて順風満帆な人生を送っている。
…ように見える。
だが、私は彼女のことを認めることはなかった。私よりも2周り以上も年上の人間なのだから、多少喧嘩腰でもいいだろう。私は彼女の心底にある執着心や傲慢不遜な心構えが気に食わず、衝突して不和を生み出し、未解決のまま保留にさせている。何のことはない。不和やいざこざは、どちらかが折れればいい。そしてここでいう『折れる』とは決して、問題をうやむやにし、何事もなかったかのように振舞い、偽りの笑顔を見せて表層をかたどることではない。
と誠心誠意をもって謝罪し、悔い改めることである。つまり、この保留のままになっている不和は、どちらかが『折れていない』からありえている現実である。さて、一体どちらが折れればいいのだろうか。その答えを知るのは、私と彼女、世界でこのたった2人しかいない。
一つだけ言えることはこうだ。
『至誠を尽くされれば、この世に心が動かない者など、いないのだ。』
『人間の知性の高さと器の大きさは、受け入れなければならない事実に直面した時の、受け入れる時間の長さに反比例する。』
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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