偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『退路が絶たれる』からだ。人間というものは、『退路』を常に探してしまう様な、そういう保守的な生き物なのである。そうした『自己防衛本能』という詭弁を盾にして、今日も明日もやるべきことを先延ばしにする。嘘をつき、偽り、誤魔化して、見て見ぬフリをする。誰しもが一度は経験のある、心の在り方ではないだろうか。
だが、そういう人がいると『退路』が絶たれる。するとどうなるかというと、前に進むしか選択肢がなくなる。これが与える恩恵は甚大である。何しろ人間の目は、前を向いて生きていく為に前についているのだ。
私の部下に、『THE・言い訳野郎』という馬鹿馬鹿しい人間がいるが、なぜ馬鹿馬鹿しいかというと、この人生が有限であり、彼の子々孫々のことを考えているからだ。つまり、もし人生が無限で、彼の人生が彼の子々孫々に影響を与えないのであれば、いくらでも先延ばしにすればいい。しかし、違うなら鉄拳制裁である。過去につらい体験をしただか、なんだか知らないが、黙ってやるべきことをやるべきなのだ。それが男の人生というものである。
彼は長い時間をかけて、ようやく私の前では一切の言い訳が出来ない、何もかも見抜かれ、逃げれば逃げるほど制裁を食らう、という図式を理解できるようになってきたようだ。彼の人生はまだまだこれからなのである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
🧭『38の黄金律』へ
※『38の黄金律』は、有料コンテンツとしてより深い考察をお届けしています。
🔎 名言の背景にある“思想の源流”を探る
※『黄金律』以外の知的コンテンツのほとんどは無料です。
関連する『黄金律』
『人の評価に依存することの愚かさを知れ。依存しないなら強い。』