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『ラストスタンド』 レビュー(感想)と考察

『ラストスタンド』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

シュワちゃんもスタローンも、かつてムキムキ俳優で売った俳優たちの後年の姿を見るのは、やはり見ていてどこかもどかしい。『ランボーラストブラッド』であれば、70歳過ぎの高齢ながらも、それを感じさせない無駄のないプロフェッショナルなランボーの動きで何とか彼の威厳を保ったままフィナーレを迎えたが、『ターミネーターニューフェイト』といい、これといい、シュワちゃんの使い方を間違えているように見える。これでは、『もうシュワちゃんは老化していて、過去の人』ということになってしまう。

 

だが例えば、モーガンフリーマンなどはもう何十年も同じ位置で活躍し続けているような印象を受けるわけだ。スーパーヒーローの定めかもしれないが、彼らはもうモーガン・フリーマンのような立ち位置に回るべき年齢にいるから、この違和感は生まれるのだろう。例えば格好いいオヤジと言えば、『マンオブスティール』のケビンコスナーだ。あのように、出演時間が少なく、高齢者になっていても、観客の目をくぎ付けにし、脳裏に強く焼き付く出演の仕方もある。

 

あの方が人として美しく、粋であり、多くに尊敬される生き方だ。しかし、『かつてスーパーヒーローだった』武勇伝にしがみついている様子が少しでもにじみ出てしまう人は、そこに醜さが生まれる。

 

シュワちゃんの後年のベストポジションが見つかることを期待したい。もっとも、そんなもの見つからなくても、彼はもうすでにこの世界に大きな爪痕を残しているのだが。

 

 

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