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『ビニー/信じる男』 レビュー(感想)と考察

『ビニー/信じる男』

ポスター画像出典:『Amazon

 

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

交通事故で首を骨折し、歩くこともままならず復帰を絶望視されながらも、伝説のトレーナーと共に過酷なトレーニングに励み、奇跡のカムバックを成し遂げた実在のプロボクサー、ビニー・パジェンサを描く。

 

セッション』でストイックな演技を魅せたマイルズ・テラーのことだから、ボクサーのような職業は見事にハマるだろう。だが、やはり彼だけでは華がない。例えば、『トップガン マーヴェリック』で共演したトム・クルーズは、日本人の仕掛け人が(この俳優は日本人受けする!)と直感したという。その直感通り、彼は日本人からも強烈な支持を受け続けている。

 

だがマイルズの場合は『マーヴェリック』で描かれたような引っ掻き回す役の方が似合っている。だからあの作品ではもっと場を引っ掻き回しても良かったが、恐らくトム・クルーズが場を支配しているので、彼がそこまで目立つ存在にはならなかったのだろう。海辺で遊ぶシーンもトムが撮り直しを指示したとのことである。

 

セッションでは『いじめられているがド根性でギリギリに踏ん張る』彼の姿に思わず応援したくなる気持ちが揺さぶられるが、今回などのように、彼がオフェンス的にガンガン攻めていく、圧倒的トム・クルーズの役を演じるとなると、違うかもしれない。だがもちろん波乱に満ちたビニーの生涯を観るという意味で、見応えは十分だ。

 

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