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『グッド・シェパード』 レビュー(感想)と考察

『グッド・シェパード』

ポスター画像出典:『Amazon

 

 

 

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

OSS(Office of Strategic Services)とは、『戦略情報局』である、アメリカ軍のためのスパイ活動をするために設置された。厳密な話はあるが、それを避けて大きく分けると、この後にCIA(中央情報局)という、よく世界に知られた組織になっていく。それが1947年の事。

 

作中でロバートデニーロが演じるウィリアム・ドノバン少将はOSS時代の長官であり、『CIAを作った男』と言っても過言ではない重要な責任を負ってきた人物である。

 

アメリカの情報コミュニティ(IC)の主要メンバーであるCIAは国家情報長官の直属であり、主に大統領と内閣に情報を提供することを目的としている。FBIは政府の汚職や大統領をも捜査するが、CIAは大統領直属というイメージである。よってFBI創始者のフーバーは、極めて長期間、長官の地位に居座ったこと、大統領や政治家の秘密を多く把握し、大統領も手を出せない超権力者になってしまっていた、という事実がある。

 

主役を演じるのはディカプリオの予定だったが、『ディパーテッド』の撮影があったためマットデイモンになった。まあ、そのマットデイモンもディパーテッドに出ているのだが。

 

モデルは実在の人物をいくつか掛け合わせたものだという。デニーロが監督したこともあり、これだけの要素が揃っているのでかなり期待してしまうが、実際はかなり『渋い』展開になっている。『ディパーテッド』のエンタメ性には敵わない出来だ。アメリカの歴史としてとても重要なワンシーンを切り取っているが、渋すぎて軽はずみに観る若者たちを完全に排斥する結果になっている。

 

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