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ブッダ『黒く染まるな。むしろ、白く染め返せ』(超訳)

仏教の開祖 釈迦画像

内省

この世を真っ白のまま生きていくことはできない。例え愛にあふれた両親から真っ白に育てられたとしても、この世は混沌としている。青や赤、緑や黄色、そして灰色や黒が混在する、それがこの世の中である。

 

中には、愛にあふれた親に育てられなかった子供もいる。人は皆、環境に差異があり、それは平等ではない。だから運よく白く育てられたとしても、その他の色に触れぬまま、この世を生きることはできないのだ。

 

白く育った者ほど、他の色に染まりやすい。騙されたり、流されたり、同調してしまう。だが、黒い者を憎むな。憎んだら、負けだ。黒い事態に、屈するな。屈したら、負けだ。

 

たしかに、白は染まりやすい。特に、黒い”闇”に襲われたなら、たちまちそれに、染まってしまうだろう。だが、白が本気を出したとき、それは”光”になる。この計り知れない暗黒の宇宙の闇の中で、星の光が輝きを失わないように、光は、闇にすら勝つのだ。

 

どんなに理不尽な目に合っても、どんなに絶望的な窮地に陥っても、希望の光を失うな。光は全てを、凌駕する。自分が運よく白い本質を持って生まれたのなら、この世に、闇に、光を照らせ。

 

 

注意

※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、運営者が独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

参照文献

仏典

増支部経典。

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『アウトサイド・インではない。インサイド・アウトだ。』

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