『ヒト』を最適化しよう。

うつと落ち込みは同じだが、うつはまるでブラックホールだ

うつと落ち込みは同じ?

同じです。

しかし、落ち込んだだけでうつ病ということにはなりません。うつはまるで、ブラックホールのようです。

先生

うつがブラックホールってどういう意味かな?ブラックホールは星や宇宙を飲み込んじゃう規格外の存在だよね!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

数十年という期間で蔓延し続ける負の力

 

 

などと併せて考えていきたいわけだが、『うつ』も『落ち込み』もほぼ同じ様な意味だ。『うつ病』や『躁うつ病』となるとまた別の印象がつくが、誰だってペットが死んだり、仕事で失敗したり、学校で恥をかいたらうつっぽくなるわけで、しかしそれは=うつ病ということにはならないことは知っているはずである。

 

それがうつ病なのであれば、人間全員がうつ病と言っても過言ではないからだ。

 

人間の気分の正常な反応としての『落ち込み』と、治療を要する『うつ』は、外面的にはまずその気分の持続期間の長さによって区別されているという。つまり、前述したような気分の落ち込みが、もし数年、数十年続いたのであれば、これはもはや落ち込みの範囲を超えてしまっている。

 

まるで、自分の片腕が完全になくなって、もう二度と元には戻らないかのように、自分の心にぽっかりと穴が空き、それがふさがることなくそれだけの時間が経ってしまったように見える。

 

 

先生

数年、数十年という期間はちょっと長すぎるからね!こうして考えると、期間の長さが深刻度にも影響しているのがわかるね!大体はご飯食べてぐっすり寝れば、ケロッとしちゃうもんだからね!そこがそうならないのが、深刻なケースの場合だね!
期間の長さっすね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 治療を要する『うつ』は、外面的にはまずその気分の持続期間の長さによって区別されている。

ブラックホールのような強い闇の力に引っ張られ続ける

私も『落ち込み』ぐらいなら日常茶飯事的にある。だが、30歳を過ぎた今では、様々な知識や経験も手伝ってか、例えばシーソーであれば、ちょっとそっちのネガティブな方向に感情が揺れ動いても、すぐにポジティブな方が重くなって、優位になり、ネガティブを打ち負かすことができる。

 

しかし、10代の多感な時期を思い返すと、やはりこのシーソーのネガティブな方が重くなり、そのまま固まって動かない、ということがよくあったのを覚えている。

 

その感覚をうまく表現しようとすると、

 

  • 重りがつけられた様に動かなくなる
  • 金縛りにあうかのように身動きが取れない
  • 悪魔に取り憑かれて意気消沈としてしまう

 

 

などと色々ある中から、私がピッタリと来るのが、

 

  • ブラックホールのような強い闇の力に引っ張られ続ける

 

というものである。

 

意志は失っていないし、悪魔も見えることはない。身動きは取れるが、体や心には常に闇があり、心は晴れ晴れしない。応急処置で出来ることは刹那的な快楽を追うことであり、しかしそれをしたところで、終わった後にはまた心に虚無が残っていて、一向に晴れることはない。

 

しかし、精神未熟という実際も手伝って、この闇の原因が何であるかはわからない。考えても解決が困難だから思考力の低下が起き、そうすると行動は刹那的になり、悪循環になる。

 

だが、何をしても結局は心の中にある闇を取り除くことはできない。何事もないふりをして人生を前に進めても、どこかのタイミングでこれらの闇がその前に進もうとする足を引っ張り、元の位置に引き戻そうとする。

 

まるで、心の中にブラックホールがあるような気分だ。それがある限り、人生を前に進めようとしても、引き戻されるだけだ。そして、実体がないから自分でも手術でもそれを取り除くことはできない。私は確かに、10代の頃、そういう感覚を覚えていたのである。

 

 

先生

様々な表現があるけどね!僕(著者)の場合は、足を引っ張る重りかなにかがあるとか、あるいはこういうブラックホールみたいに、これがある限り永久に心から闇の部分が消えないっていう感覚があったね!
なんでっすか?

ハニワくん

先生

次で説明しよう!
この章のまとめ
  • ブラックホールのような強い闇の力に引っ張られ続ける、うつの力を知る。

心底という深海に沈んだ宝箱

だが、私のブラックホールの正体は、『宗教問題』だった。実の両親が、二人ともクリスチャンだったのだ。そして私はクリスチャンではなく、今も、そしてこれからも一生そうなることはないのだ。そして両親も断固として、絶対にその信仰心が揺らぐことはなかった。それはもう頑なに、ときとして頑迷に。

 

私が

俺の為にやめろよ!

 

というと、母は、

私はやめることはできない!

 

と言い捨て、私と母の間には、目に見えない深い深い亀裂が走った。

 

 

私はそのブラックホールが心から消滅しない限り、一生前に進めないと心底の部分で知っていたのだ。何をしても家に帰ればその問題を強制的に突き付けられる。その問題を見て見ぬフリをして人生を前に進めても無駄だ。

 

心は正直だ。心は、自分の人生の『最優先事項』が何かをよく理解している。だからあの頃の私は、掃除も勉強も、何も手がつかなかった。そんなことはブラックホールの解消と比べれば、優先順位が低かったことだったからだ。

 

 

しかし、今はどうだろうか。とてもここには書ききれない波乱に満ちた時間が過ぎた。父親も17歳の時に死んだ。

 

私の部屋や今、とても片付いている。むしろ、汚れている部屋を見たら腹が立つくらいだ。そして、宗教についての勉強もした。400冊の本を読み、この世にある500人の偉人の、およそ8,000ほどの言葉と向き合った。当然その偉人の中には、儒教の始祖『孔子』、キリスト教の礎『イエス・キリスト』、仏教の開祖『釈迦』、古代ギリシャの哲学者『ソクラテス』がいる。

 

私は人生の絶望の淵で、カギを拾った。そのカギは、ブラックホールの解消に繋がる、私にしか拾えないカギだった。

 

 

先生

カギと表現するならば、ブラックホールよりも『心底という深海に沈んだ宝箱』の方がしっくりくるかもね!宝箱というくらいだから、中には宝が入っている。それを手に入れると、心の闇が消えるわけだ!
先生の場合、様々な力を借りてそのカギに辿り着いたんすね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 心は、自分の人生の『最優先事項』が何かをよく理解している。