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うつの原因『引っ越し』。過去の記憶の否定と執着

引っ越しでうつになるっていう理由はなに?

人は誰でも、今まで積み上げたものがリセットされてしまうとなれば、虚無感に陥ります。引っ越しによるうつにも同じことが考えられます。

先生

例えば、『千と千尋の神隠し』でも千尋は最初、軽いうつっぽい顔をしているよね!引っ越しによって積み上げたものが崩れたからだね!今回は引っ越しとうつの関係性を解説するよ!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

リセットされる積み上げたもの

うつ病の克服に最も重要なキーワード『重荷を取って軽くする』 うつの原因『結婚』。マリッジブルーの考え方 うつの原因『昇進』。責任の増大と目的の達成

 

と併せて考えていきたい。

 

これは、『うつ病の改善に為に薬よりも重要な事実があることを知る 』 にも書いたが、人間は、『自分が本来望んでいる理想像と現実の不一致』が心理的ストレスを感じる生き物なのだ。ということは、『自分が本来望んでいる姿』が、引っ越しした自分とはかけ離れているということだろうか。

 

 

答えは、うつになるなら、Yesである。

 

つまり、ならないなら、Noだ。自分が本来望んでいる姿が、引っ越し後のリフレッシュかつある種リセットされた新鮮な自分である場合は、

 

よーし、心機一転頑張るぞー!

 

などとなるが、そうではなく、例えばこの記事のタイトルにもあるように、『過去の記憶の否定と執着』がある場合は、それが大きく揺り動かされることになる。

 

要は、ずーっと積み上げてきた人間がいて、それでようやくたどり着いた地位や権力があった。だが、引っ越しによってそれらがリセットされてしまい、また一からやり直さなければならなくなった。

 

彼がそれを嫌がり、過去に執着していたのにはわけがある。むろん、まず普通に考えられるように、『権力への執着』が普通にある。せっかく積み上げたものがゼロになってしまうことが、気に入らないのだ。

 

 

先生

まず考えられるのは、『せっかく積み上げてきたものが新たな環境でリセットされる』ということだね!これは完璧主義の人ならわかることだけど、二度同じことをやるのが苦痛と感じる人が世の中に入るんだ!僕なんかがそうだけどね!
先生もそうっすか?

ハニワくん

先生

例えばこういう記事を書いていたとき、手違いで全部消えちゃったりしたとき、手をかけているほどその時のショックは大きいよ!もう二度と同じことをやりたくないって思うね!
たしかにそれはつらいっすね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 人間は、『自分が本来望んでいる理想像と現実の不一致』が心理的ストレスを感じる生き物。
  • 引っ越しは、せっかく積み上げてきたものがリセットされるデメリットもある。

マイナスに戻ることの恐怖

だが、もう一つ大きな理由に、『過去、つまり『一』のことを思い出すと、苦い思い出しかない』のである。何もかも上手くいかず、頭を抱えて、いつも悩んでばかりいた。そして、死に物狂いで努力して、積み上げて出世し、つかんだ地位や権力だったのだ。

 

それが、左遷でも引っ越しでも何でもいいが、環境がガラリと変わってしまったことによって、やり直しになった。これは正直、キツイ。ということなのである。

 

その他にも、『目の前に広がっている景色や環境が、今までのものとはまるで違う』という事実に対するショックだ。

 

この場所でやっていけるだろうか…

 

という思いが頭をよぎる。つまりその思いは不安であり、気分を落ち込ませ、目を下に向かせる悪材料である。

 

先生

また同じように、そのリセットされたときの状況が、『むしろマイナスである』というケースもそうだよね!僕の例だとフラットに戻るだけだけど、マイナスからやってきた人は、そこに戻ることはあり得ないくらいのストレスだ!執着してでも今の場所に固執するだろうね!
ダブルショックになる可能性もあるってことっすね!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 『目の前に広がっている景色や環境が、今までのものとはまるで違う』という事実に対するショックもある。

本当の成功者は執着しない

だが、そんなときは考えたい。全ての記事に書いていることだ。私は無宗教だが、真の教えから目を逸らすことはない。

 

ブッダは言った。

ブッダ

 

自分の心が不安定になるなら、そこにあるのはきっと何かに執着した人間の姿だ。

 

『最初からそれが目的だった』のであれば、そこに喪失感など生まれないはずだ。ある日のPRESIDENTにはこうあった。

失うことに抵抗が無い 

 

稼ぐ人は、お金やものに執着しない。それどころかいまの仕事や地位にも固執しない。安定して収入を得られるポジションにいても、あっさり捨てて転職や独立をしたり、まったく違う分野に挑戦する。

 

 

現状が頭打ちだから新天地を求めるというわけでもない。たとえ将来が約束されても、そんなことに関心がないかのように環境を変えていく。

 

いま持っているものを失うことに、なぜ抵抗が無いのか。それは根底のところで自分というものを信じているからだ。成功する人は、どのような環境になってもまわりの人とうまくやれるし、食べていけるという自信を持っている。稼ぐ人は、成功するための原理原則を知っているといってもいい。成功するためには土台になる考え方、つまり原理原則とそれを具体化する技術の両方が必要だが、原理原則さえ本物であれば、じつは何をやっても成功する。

 

企業も同じ。成長し続ける企業は、市場の変化に応じて新しい商品やサービスを出していく。そうした企業は、高い開発力に成長の秘密があると考えられがちだ。 しかし、ほんとうに大事なのは理念やミッションだ。企業活動のベースとなる考え方がしっかりしているからこそ、現象に合わせて対応を柔軟に変えていけるのだ。

 

松下幸之助や稲盛和夫の本を読むと、描かれているのは人間観や哲学の話であり、商売の話はほとんど触れられていない。それでも多くの人が手に取るのは、そこに原理原則があるからだ。

 

自分が振る舞っている人間が『成功者』なのであれば、ここに書いてある通りの生き方が出来なければ矛盾する。自分に本当に自信がない人間が、どうして成功者の名をかたることが出来るだろうか。

 

つまり、本来の目的設定自体が間違っているのかもしれない。『自分が本来望んでいる理想像と現実の不一致』が心理的ストレスを感じる生き物なのだと言ったが、その、『望んでいる理想像』の設定自体が、間違っているのかもしれない。

 

先生

マイナスから努力して、成功者と呼べる地位を手に入れた。だからその地位に執着してでも過去には戻りたくない。だけど、よく考えたら『成功者』だったら、前述したような人の発想が出来るはずだよね!
エセ成功者だったってことっすね!

ハニワくん

先生

自分の心と向き合って、真の成功の意味を理解したいところだね!
この章のまとめ
  • 『望んでいる理想像』の設定自体が、間違っていないかどうか、再確認する。