ポスター画像出典:『映画.com』
この映画は運営者のオススメです。
※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・
『ザ・ハリケーン』(原題: The Hurricane)は、1999年のアメリカ合衆国の伝記映画。黒人差別に基づく冤罪事件である「ルービン・カーター事件」を題材としている。
監督 | ノーマン・ジュイソン |
---|---|
脚本 | アーミアン・バーンスタイン ダン・ゴードン |
製作 | アーミアン・バーンスタイン ジョン・ケッチャム ノーマン・ジュイソン |
製作総指揮 | ウィリアム・ティートラー トム・ローゼンバーグ ルディ・ラングレイス トーマス・A・ブリス アービング・エイゾフ マーク・エイブラハム |
出演者 | デンゼル・ワシントン ヴィセラス・レオン・シャノン |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この映画の主人公ルービン・カーターは11歳のとき、白人男性の時計を盗んだとして、州の少年院に送られる。数年後、カーターは少年院を脱走し軍隊に入隊。これだけでも映画が一本できる。だが、彼が一味違うのは、そこから更に波乱に満ちた人生を送ったことだ。二度に渡りヨーロッパのライトウェルター級チャンピオンとなる。そしてリングネームを『ハリケーン』とし、ルービン・ハリケーン・カーターを名乗るようになった。
だが、やはり1960年代のアメリカ。黒人として生まれたハリケーンは、アメリカの根幹にあるその根深い黒人差別に苦しめられる。1966年6月17日、ルービン・カーターは、ニュージャージー州で3人の白人を銃で撃ち殺したとして逮捕された。これが『ルービン・カーター事件』である。だが、凶器もない。証言者も妙だ。しかし陪審員は全員が白人であり、時代の波も手伝ってカーターは有罪とされ、終身刑に服する事となった。
黒人の公民権運動家の代表格メドガー・エヴァースが暗殺されたのが1963年、マルコムXが暗殺されたのが1965年、キング牧師が暗殺されたのが1968年、60年代は影響力のある黒人たちがこぞって狙われ迫害された。ジョン・F・ケネディもその弟のロバート・ケネディも暗殺された。それが60年代のアメリカという国だ。
果たして、ハリケーンはこの理不尽な状況かつ、終身刑の絶体絶命となった窮地を乗り越えられるのだろうか。
PickupMovie
Sns