名言を自分のものにする

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ゲーテ『逸話集や格言集は社会人にとって最大の宝である。もし前者を適当な場所で会話の中に混ぜ、後者を適切な場合に想起するならば。』

ゲーテ


ドイツ詩人 ゲーテ画像

 

名言の意味を考えて、偉人の知恵を自分のものにしよう!


 

 

考察


プルタルコスは言った。

『古代の偉人たちの人生を知らないということは、子供のままで一生を送ることだ。』

 

偉人の言葉や格言というものには、耳を傾けなければならない。そうしなければ、『永久に同じことを繰り返す確率』が、けた外れに上昇してしまう。

 

例えば、経済学の巨人と言われたガルブレイスは、1636年のチューリップ狂の経験以来、 何も変わらないある法則を見極め、こう言っていた。

 

著書『バブルの物語』にはこうある。

 

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『個人も機関も、富の増大から得られるすばらしい満足感のとりこになる。これには自分の洞察力がすぐれているからだという幻想がつきものなのであるが、この幻想は、自分および他の人の知性は金の所有と密接に歩調をそろえて進んでいるという一般的な受け止め方によって守られている。』

 


 

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    ゲーテの言葉を自分のものにする



    ガルブレイスに言わせてみても、もう400年以上もの間、人間は同じ過ちを繰り返しているのであり、それはまさしく、人間の根本が恒久的に変わらず、未熟であることを示唆しているのである。

     

    つまり、その未熟さを少しでも穴埋めするのが、偉人、賢人が突き詰め、 捻出した言葉なのだ。ガルブレイスの言葉一つを重んじるというだけでも、『自分の知性は金の所有と密接に歩調を揃えて進んでいる』と考えることは絶対にない。あるのであれば、それは偉人、賢人の言葉をないがしろにし、一生こどものままでいるということなのである。

     

    しかし、アリストテレスは言った。

    『誰でも怒ることは出来る─それはたやすい。だが、適切な相手に、適切な度合いで、適切なときに、適切な目的の為に、適切な怒り方をすることは、たやすいことではない。』

     

    そうはいっても、『そんなことはわかっていたはずだった』というのが、人間というものである。誰もが理性的にはわかっていた。しかし、気づいたら足を踏み外していたのだ。

     

    だとしたら人間がやるべきことはなにか。『後始末』ではなく、『前始末』であり、『底始末』である。

     

     

     

     

    ※この文章は全てオーナー独自の『名言を通した見解』です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

    著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

     

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