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ユング『世界を創造するのは神ではなく、私たちなのです。私たちがこの世を認識することによって、世界は客観的に存在することができる。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

想像力を補助する為に、地球の画像を見たい。活字も想像力をかきたてるが、画像や映像は、時にそれを遥かに凌駕するイマジネーションをもたらしてくれる。

 

 

なるほど。ここで出ているのは『創造、認識、存在、世界、客観視』というキーワードだ。まず考えたいのは『創造』だが、ビッグバンがもし本当にあったとして、そして宇宙があり、太陽や地球を含めた惑星があるわけだが、当然、このような形而下(けいじか。形を持っているもの)であるものは、人間が創り出したものではない。

 

だが、『認識』ということであれば、それは人間が行うものである。だとすると、『認識することによってこの世界は存在する』ということは、『認識しなければこの世界は存在しない』ということになり、『認識力』を持っていない存在は、この世の実態を把握していないことになる。

 

例えば、自転車やタンスはどうだ。あれらは、この世が何であるかを認識しているだろうか。いや、していない。だとするとやはり、この世界が、どういうものであり、宇宙の中に地球があって、その中に国があり、という実態を把握したときに初めて、『世界は客観的に存在する』のである。

 

客観の対義語は、『主観』だ。主観というのは、自分の目で見て、認識しているもの。その逆の客観というのは、自分だけでなく、誰から見ても同じように、認識しているもの。

 

そう考えると、この世界の実態を把握しているのは、認識が出来る存在だけ。人間は、地球上で言えば群を抜いてその能力に長けた生命体である。だとすれば、少なくともこの星の命運を握っているのは人間だ。大自然や宇宙の流れといった甚大なエネルギーを前にすればもちろん無力だが、

 

仏教

ブッダ

 

のように『宇宙の外は虚無である』と考えてもいいし、

 

キリスト教

キリスト

 

のように『宇宙の外に更に神がいる』と考えてもいいわけで、そんな風にこの世の実態を、自分たちの好きなように認識したり、解釈出来るという事はつまり、この世界が、悪であるか、善であるかを決めることも出来るということを意味する。

 

ドイツの精神科医、ヤスパースは言った。

 

我々はこの『意志(無限の可能性)』を、どういう方向に持っていくかを問われ続けて、もう数千年になる。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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