偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
ふむ…。
運営者
考察
『おのおのの申すことはもっともだが、延引することも時と場合による。今は火急の時だ。わからぬ将来のことを心配しているより、まず目前のことをする。』
火事だ。出火原因など知らない。後だ。まず真っ先にやるべきなのは、火を消すことだ。物事に対する決断を先延ばしにしても、延ばさなくても、真実が変わるわけではない。
以前、とあるノンフィクションのドキュメント番組で、忘れられない内容のものがあった。その人物は、実に数十年という時間を『現実逃避』に使い、海外かどこかに行って、のんべんだらりと生きながらえる選択肢を選んでいた。番組の力を借りてかどうかは知らないが、その番組内で彼は、数十年前に行き違い故、会っていなかった親の下へ帰ることを決断した。
電車に乗って故郷に戻る彼は、複雑な心境だった。だが、どこかやはりそんな時間さえ、心躍る時間だった。生き別れ同然となった肉親に会うということは、そういうことなのである。
ただいま!
そう言ってガラッと扉を開けると、返事が無かった。彼の家族は、すでに亡くなっていた。
MEMO
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
必見
当サイトにある500人の偉人の8000の名言。なぜ『1万』じゃないのか。それは『内省の後半になるにつれ、同じ的を射る言葉が増えた』からです。そしてそれらの真理は、『38の黄金知』としてまとめました。人間が生きる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。
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