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GAFAのうち最低でも3社が手を染める『アダルト系』というジャンル

GAFA(ガーファ)は、アメリカに本拠を置く、

 

  • Google
  • Amazon.com
  • Facebook
  • Apple Inc.

 

の4つの主要IT企業の頭文字を取って総称する呼称である。これらの企業のエネルギーは既知の通りであり、説明不要である。しかし、『アップル社』以外の3社は、その売り上げの為に『アダルト系ジャンル』に手を染めてしまっている。

 

まずはGoogleだが、検索結果を考えればわかることだ。セックス、ドラッグ、バイオレンスと、やりたい放題だ。今はだいぶ落ち着いたかもしれないが、下記の記事に書いた通り、以前は『SONY』と検索すると最上位にアダルトサイトが来てしまっていた。そして合法ドラッグ(危険ドラッグ)の売買も許していた。全く効果のない偽物の商品の販売も許していた。

 

なぜ『合法ドラッグ』は『危険ドラッグ』となってしまったのか?

 

そこには書かなかったが、当時、モンクレールのダウンジャケットを買おうとして『モンクレール 通販』と検索すると、それっぽいサイトがたくさん上位表示されていた。その中から、モンクレールとしては比較的安い3万円前後のダウンジャケットがあったから、単純に、

 

お得だ!

 

と思って購入しようとしたが、会社概要がなかったり、テキストに違和感を覚えたのでやめた。後で調べたらそのサイトは中国の詐欺サイトだった。そうしたことを許していたという倫理的な話もある。では、それでどうしてGoogleがアダルトジャンルに手を染めていることになるのかというと、Googleは、こういったありとあらゆる検索結果において、『Googleアドセンス』という広告を表示させているのである。つまり、

 

『出会い系 セフレ』

 

等と検索をすれば、それに適したサイトが表示され、広告枠にはGoogleが用意した広告が表示される。それをクリックする人が現れると、広告を出した人はクリックされた分だけGoogleに広告料を支払うことになる。つまりGoogleは、アダルトジャンルを含めたありとあらゆる『人間の検索』を許し、その中で特に欲望性の高い、アダルトジャンルにおいて、大きな利益を上げているのである。

 

では、Googleが掲げる10ヶ条を見てみよう。

 

 

1. Focus on the user and all else will follow.

使う人のことを考える。(ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

2. It’s best to do one thing really, really well.

一つのことを極める。1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。

3. Fast is better than slow.

時間を大切にする。遅いより速いほうがいい。

4. Democracy on the web works.

誰かを贔屓したりしない。ウェブ上の民主主義は機能します。

いつでもどこでも調べられる世の中へ。

5. You don’t need to be at your desk to need an answer.

情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。

6. You can make money without doing evil.

邪悪になるな。悪事を働かなくてもお金は稼げる。

7. There’s always more information out there.

貪欲になれ。世の中にはまだまだ情報があふれてる。

8. The need for information crosses all borders.

国境を越えて愛されるサービスを目指す。情報のニーズはすべての国境を越える。

9. You can be serious without a suit.

規定の文化にこだわらない。スーツがなくても真剣に仕事はできる。

10. Great just isn’t good enough.

現状に満足しない。「すばらしい」では足りない。

 

今は6番目の「Don’t be evil(邪悪になるな)」が、「Do the right thing.(正しいことをしよう)」に変わっているが、どちらにせよ今回のテーマと照らし合わせるとそれはほぼ関係ない。では、『正しいこと』とは?アダルトジャンルを許し、莫大なエネルギー源である性欲を煽って利益を上げることは正しいのか?

 

ASCII.jpにはこうある。

U、グーグルに巨額の制裁金の可能性 独禁法調査に結論か

欧州連合(EU)の競争法当局である欧州委員会(European Commission、EC)は、米Google がショッピング検索(価格比較検索)サービスにおいて自社が有利になるように掲載位置を操作していたとして、巨額の罰金を科す見込みであると複数の欧米メディアが報じている。金額は同社の世界の年間売上高の最大10%(11億ユーロ)に達する可能性がある。EC 競争政策担当のマルグレーテ・ベスタゲール(Margrethe Vestager)氏は近しい関係者に、判決の最終段階に入っていると述べている。


参考
EU、グーグルに巨額の制裁金の可能性 独禁法調査に結論かASCII.jp

 

この記事はオマケだ。

 

次はAmazonだが、これは説明不要だろう。アダルトグッズを売っている。DVDから大人のおもちゃから、どんなものでもクリック一つで買うことができ、翌日にはもうそれが届く。

 

Facebookは?『挑戦する脳』にはこうある。

ザッカーバーグは、ハーバード大学在学中にガールフレンドに振られたことをきっかけに、女性の顔写真を比較して、『どちらが魅力的か』投票するサイトを作ることを思いつく。そして、大学のサイトに侵入して、そこにあったプロフィール写真を大量にダウンロードしてしまう。ザッカーバーグが設置した『違法』なサイトは、たくさんのアクセスを集めて大騒ぎとなった。『フェイスブック』の始まりである。

 

 

そもそもFacebookは『出会い系サイト』だ。言い方を『マッチングサイト』とか『コミュニティサイト』に変えてもいいが、いいだけでこれが出会い系サイトであることには変わりはないのである。

 

それだけではない。モバゲー等の携帯ゲームをやったことがある人なら皆知っているはずだが、あれだって出会い系サイトだ。だから出会い系サイト業界では、あれらのサイトやアプリに目をつけて、自分たちの出会い系サイトへ誘導し、利益を上げていた。

 

では、なぜこうもこぞって『出会い系サイト』や『アダルトジャンル』に手を染めるのだろうか。それは、それが莫大な収益源となるからである。知っていただろうか。週刊誌は、表紙を飾るグラビアアイドル次第で売り上げが変わるということを。

 

 

しかし、ここで挙げたような大企業たちはうまく『カモフラージュ』している。まるで、自分たちはそういう類に手を染めていないというふりをして、しかし利益はしっかりとそのジャンルから稼ぎ出している。ヒントは下記のあたりの記事だ。

 

あの時、戦後の日本が『高度経済成長ができた真の理由』とは?

この世で『莫大な力』を得るためにはどうすればいい?

 

さて、そういうことで私も『様々なジャンル』に手を染めていく。それについて文句がある人がいる場合は、まずここで挙げた企業に言ってもらうつもりだ。私のような『どうにかなりそうな人』ではなく、全世界に甚大な影響を与えている大企業の方針を変えさせることの方が先決だからだ。

 

世界三大投資家のジム・ロジャーズは、アメリカで大麻が合法化される風向きがわかったとたんに、コロンビアの違法大麻栽培所を購入した。なぜなら、それは今後『合法になる』からだ。

 

 

バックミンスター・フラーは言った。

『あなたはお金を儲けたいのか、それとも意味をなしたいのかを決めることだ。なぜなら両者は、お互いに相容れないのだから。』

 

 

参考文献

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