『ヒト』を最適化しよう。

なぜ女性は寝るときに『ノーブラ』でもブラジャーをつけてもダメなのか?

まずは『ノーブラ』についてだ。『2週間でおっぱいがグングン育つ! うっとり美乳塾』にはこうある。

とにかく睡眠中もおっぱいの形をつぶさず、流さず、はみ出さず!仰向けで寝ると、おっぱいは横に流れてしまい、うつ伏せで寝ると、つぶれてしまいます。横向きでも流れます。

 

ブラジャーを着けずに寝てしまうと、『胸の形が崩れる』のだ。だからこの本の場合は『ナイトブラ』のようなものをつけて寝ることを推奨している。

 

 

では次に、ブラジャーをつけて寝る場合の問題だ。『SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術』にはこうある。

女性はブラジャーをつけずに寝る

女性の場合は、足の締め付け以上に危険な問題が潜む。恐ろしいことに、2009年の調査から、ブラジャーを付けたまま寝る女性は乳がんを発症するリスクが60%高くなることが明らかになったのだ。乳がんとブラジャーの常用に関連性があることは、いやま多くの研究で実証されている。だからといって、ブラジャーをいますぐ捨てることはないが、関連性についてきちんと認識しておく必要はある。ブラジャーをはずしたときに、背中、肩、胸などに跡が残っていれば、それはリンパの流れや循環をとどこおらせている動かぬ証拠だ。

 

ブラジャーをつけたまま寝る女性は乳がんを発症するリスクが60%高くなることが明らかになったのである。そしてこの研究は多くの場所で実証されている。ブラジャーの締め付けが原因でリンパの流れや循環が滞り、そうしたリスクを引き上げるのだろう。先ほどのような考え方に対しては、

 

『しかし、絶えずブラジャーで胸を支えていると、胸そのものの支える力はいつまでたっても発達できない。これはほかのパーツについてもあてはまる。使わない部分はどんどん衰えていく。』

 

という正論を返しているようだ。確かに、脳も筋肉も使わなければ退化していく。だからブラジャーに頼りすぎてしまうのはよくないだろう。ブラジャーと乳がんについての関連性を更に知りたい人は、医療人類学者のシドニー・ロス・シンガーとソマ・グリスメイジャーの共著、『身につけるのは自殺行為』を読むといいと、著者は言っている。

 

では一体どうすればいのか。前者の本には、

 

  • 仰向けで寝ても胸は横に流れる
  • うつ伏せで寝ると潰れる
  • 横向きでも流れる

 

として、どうやってもノーブラで寝ると胸の形が崩れると言っている。しかし、先ほど挙げたようなナイトブラであれば、締め付けなしにホールドしてくれるので、ブラジャーを着けたまま寝るのが窮屈だという人にもいいし、乳がんの問題も多少は緩和してくれるだろう。

 

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女性は寝るときには、乳がん問題をクリアした、締め付けのきつくないナイトブラを着けて寝るのが理想的だと言えるだろう。

 

 

『人間にまつわる不思議な話』、『皆が知らない話』。