『ヒト』を最適化しよう。

コニス『祈る前にできる事をやらなくちゃ 動かなければ!!』

私はおそらく一生涯無神論者だが、それには深い深い理由がある。(長いからここには書かない)私は物ごころがついたときから日曜日や休日は教会にいたから、祈る人をたくさん見てきた。実にたくさん、この目で見てきた。よくはわからないが、最愛の親もやっているし、優しい親の友人もやっているし、特に疑問を持たず、私もそれに同調していた。まだ何が正しくて、何が間違っているかという『規範意識』が、無に近かった頃のことだ。

 

祈る事。それ自体はむしろ、良い事だ。例えば、クリスチャンは食事の前にお祈りをする。『今日も美味しいご飯を与えてくださって感謝します。』これを祈ることで、毎日の食事が当たり前だと思い上がらなくなる。謙虚さを忘れない、感謝の気持ちを忘れない、清々しい精神状態になる。当たり前だと思う傲慢な舌で食べるご飯は味を落とすが、途上国や戦中、苦労して育てた農家の人のことを考えれば、感謝の気持ちに溢れ、ご飯は本当に美味しくなる。

 

私と似たような葛藤を抱える身であったデール・カーネギーは、著書『道は開ける』で『祈り』について、こう書いている。

『科学と宗教の対立が話題になった事もあったが、今はない。最新の科学である精神医学は、キリストの教えと同じことを教えている。なぜか?それは、われわれの病気の半数以上が、悩み・不安・緊張・恐怖から起こる事。祈りと信仰はその原因を追い出してしまう事を精神分析医が理解しているからである。彼らは、自分達の指導者のひとりA・A・ブリル博士が『真に宗教心の深い人間は神経症には冒されない』と言った事も知っている。』

 

また、『祈り』がもたらす実用的な例を三つ挙げている。

一、祈りは、私達が何のために悩んでいるかを言葉で正確に表現する助けになる。実態があいまいでハッキリしないうちは、問題に対処することは不可能である。祈りはある意味で、問題を紙に記述することと似ている。もし問題の解決に助力が欲しいのなら、相手が神であっても、それを言葉で表現しなければならない。

二、祈りは私達に、自分ひとりではなく、だれかと重荷を分担しているような感じを与える。人間は重い荷物やとても耐えられない苦悩を独力で耐えていけるほど強靭ではない。場合によっては近親者や友人にさえ打ち明けにくい悩みもある。そういうときは、祈りあるのみだ。精神分析医は口々に、圧迫感や緊張感にとらわれたり、苦悩しているときに、それを他人に打ち明ける事は治療上にも効果があると言っている。だれにも話せないときには──いつでも神に訴えることができる。

三、祈りは、行為という積極的な原理を強制する。これこそ行動への第一歩である。毎日、何かが成就されるように祈るのは、必ず何らかの恩恵にあずかっているか、少なくとも成就しようと努力しているからに違いない。アレクシス・カレル博士は言う。『祈りは人間が生み出しうるもっとも強力なエネルギーである』と。なぜそれをもっと利用しないのか?自然の神秘な力が私達を支配している限り、それを神と呼ぼうと、アラーと呼ぼうと、はたまた霊魂と呼ぼうと、その定義にこだわる必要はないではないか?

 

これを読めば、私のような懐疑論者であっても、信仰や、祈りの重要性を、 “頭で理解”できる。ある牧師は、『聖書は理解するものではない』と言ったが、懐疑論者にとっては頭で理解することは、とても重要なのだ。祈りの重要性は理解った。だが、これを見てもわかるように、『祈り』とは、『自分の身を守る為の究極のエネルギー』である。私の親も、複雑な過去や、人生の悩みを抱えて生きている。その悩みや憂いで、押しつぶされて死んでしまうよりは、私は親に、祈りを続けてほしいと思う。だが、時に”自己防衛”とは、視野を狭くし、大局での判断を見誤る。

 

前述した、三、祈りは、行為という積極的な原理を強制する。これこそ行動への第一歩である。という部分から目を逸らしてはならない。『祈る』ことはあくまでも、人生を清々しく生きるために行う、『行動』の一つ。いざというときには、それよりも優先にしなければならない場面があるということを、忘れてはならない。

 

『祈る前にできる事をやらなくちゃ (中略)動かなければ!!後から誰かを恨んでも…!!!自分の命は守れないっ!!!!国を捨てる決断を!!!!』

 

『祈り』も大事だ。だが、自分を含めた人の命は、もっと大事なのだ。

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV
※画像は以下の参考文献から引用しています。
 
一言
この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。