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白ひげ『海賊なら!!信じるものはてめぇで決めろォ!!』

『人を動かす』というハイレベルの技を成し得るのは、戦国時代で言えば『軍師』、現代社会で言えば『経営者』、あるいは『首相(大統領)』、といったような、頭脳明晰な人間である。文字通り、デール・カーネギーの著書、『人を動かす』は、英知に溢れる。こういうことが書いてある。

ルール違反をした市民に対して、いつも、半ば権力を使って威圧的に降伏させようとしてくる警官に、次に会ったとき、素直にこちらから降伏してみた。『とうとう現行犯でおさえられましたね。わたしが悪いのです。何も言うことはありません。先週、あなたから二度とこういうことがあれば罰金だと注意されたばかりですから。』すると警官は、『…うん、だがまあ、ついそうやってしまうのは人情だろう。』などと、穏やかな態度をとったという。すべては彼の自己の重要感が満たされたことに原因があり、彼の自負心を満足させたことで、ことが穏やかになったのだ。

 

『自己の重要感』とは、自分が軽んじられず、重視された、と感じる気持ち。つまりこの場合で言えば、警察として任務を遂行しているだけなのに市民に邪険に煙たがられ、嫌気や理不尽を感じてしまう警官も、市民にこうして言ってもらえれば、(理解ってくれた)と、とても充足感に満たされて、ことが穏便に済まされたのだ。

 

私も何度もこれと同じ様な体験をしているから、これをよく理解している。『北風と太陽』の話然り、押したり、引いたり、満たしたり、空にしたり、『人を動かす』世界とは、適所でその持ち札を瞬時に判断して、行動する決断力が問われる世界なのだ。

 

『海賊なら!!信じるものはてめぇで決めろォ!!』

 

『知識、見識、胆識』というが、押したり引いたり、というカードがあるという事実を知っている状態を、『知識』、その場面に最適なカードは、これだと見極めるのが、『見識』、そして、その2つの絶対軸があった上で、物怖じせずに行動にまで移すのが、『胆識』。人の上に立ち、人を動かす資格があるのは、その全ての条件を備え持つ人間。容易ではないのだ。

 

もし、目の前にニンジン(インセンティブ)をぶら下げることで『人を動すことができている』という人がいたとしたら、それは、”人”ではなく、”馬(動物)”を動かしただけに過ぎない事実を、受け入れた方がいい。私が言っているのは、”動物を動かす”話ではなく、 “人を動かす”話である。その二つの差は、あまりにも大きい。”動物”を動かすのは赤ん坊でもできるが、 “人”を動かすことができるのは、人間を極めたものだけである。

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV
※画像は以下の参考文献から引用しています。
 
一言
この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。