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『ティム・バートンのコープスブライド』 レビュー(感想)と考察

『ティム・バートンのコープスブライド』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

ジブリ映画が200億円平均で売り上げを上げたり、呪術廻戦、ワンピース、鬼滅の刃が100億~400億円という売り上げを作る中、この映画は9億円という規模である。やはり、『好きな人は好き』というレベルで止まるのではないだろうか。例えばそのワンピースの尾田栄一郎は、ティムバートンのファンだから、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の世界観をオマージュし、『スリラーバーク』や『ブルック』を生み出した。

 

 

だが私は死者の世界やゾンビは好きではない。ジブリ映画には出てこないだろう。どちらかというと、死んでしまわないように、命を大切に生きる様子が描かれる。だが、ひとたび海外に出ると、平気で雑誌やニュースで死体がモザイクなしで公開されたりする。メキシコでは路上に死体が転がっていて、麻薬がらみでマフィアに撃ち殺されたのだという。だからドアに鉄格子がついていないのはあり得ない。だが日本の田舎ではむしろ、ドアに鍵などつけない。

 

このような考え方が日本では生まれにくく、受け入れられることも少ない。だが、きゃりーぱみゅぱみゅあたりからこの方向に『可愛さ』を見つけるようになり、ハロウィンで10代が街に集合してコスプレすることも当たり前の光景となった。

 

少しずつジブリ映画のような純粋さが失われ、こういうところからもグローバル化していくのだろうか。

 

1 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 404.3
2 千と千尋の神隠し 316.8
3 タイタニック 262.0
4 アナと雪の女王 255.0
5 君の名は。 250.3
6 ハリー・ポッターと賢者の石 203.0
7 もののけ姫 201.8
8 ハウルの動く城 196.0

 

2022年現在のこの日本の映画興行収入ランキングを見ると『純粋さ』が共通していることがわかる。だが、1位に鬼滅の刃が来たように、新しい時代が来ているようにも見える。ティムバートンは全然好きだが、彼のような映画が世界的にヒットすることに関しては、複雑な想いがある。

 

 

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