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『砂上の法廷』 レビュー(感想)と考察

『砂上の法廷』

ポスター画像出典:『Amazon

 

 

 

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

90分程度の映画で、確かに全体的にキアヌ・リーブスとレネー・ゼルウィガーの俳優力に頼られているような脆さを感じるのが事実だが、最後まで見ていくと、意外に私の好きな展開で、楽しかった。この映画の評価は動画配信サービスでは星3になっているが、それはこの映画が『左脳型』と『忍耐型』だからだ。真面目で忍耐強く、終始真剣に映画を観れる人よりも、その真逆の方が圧倒的に数が多いからそうなるだけである。

 

『真実の追求か、依頼人の利益か』。

 

この言葉は重い言葉だ。子供では分からない。そして、大人になると『一見して』理解る。だが、全容を理解する人はごく稀である。

 

そもそも『真実』とは何か。悪人がのさばり、善人が泣きを見る姿が真実か。報復が認められず、やられるままになることを容認するのか。お金がある人が有利になる資本主義社会はどうだ。有能な弁護士を高い報酬で雇い、それ次第で裁判を優位に進め、歪められた起きた結果は『真実の結果』か。

 

ソクラテスは?裁判で『無知な大衆、裁判員に媚を売らず、むしろ説教をして喧嘩を売り、死刑に多く票を入れられた』彼は、『死を恐れることこそ無知の代表だ』として毒杯を飲み、死刑を受け入れた。彼はどうなることが正解だった?正しいことをしていたなら、なぜ死刑になった?

 

『真実の追求か、依頼人の利益か』。

 

この言葉は重い言葉だ。子供では分からない。そして、大人になると『一見して』理解る。だが、全容を理解する人はごく稀である。

 

 

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