『コレクター 暴かれたナチスの真実』
ポスター画像出典:『映画.com』
『どんな人におすすめ?』
- 美男美女ったら美男美女!
- 気軽に、楽しく、爽快に!
- 新しい目線で考えさせられたい!
- 熱い絆やドラマで感動したい!
- 名シーン・怪演が見たい!
- 可愛い動物や大自然が見たい!
- ファミリーで安心して観たい!
- 歴史や実話で学びたい!
『レビュー(感想)と考察』
隠蔽されてきたナチスの実態をオランダ人ジャーナリストが暴いていく実話ベースの物語である。大富豪のアートコレクター、ピーター・メンテンが第2次世界大戦中にナチスに肩入れし、大勢のユダヤ人を虐殺したというのである。ナチスとコレクターというのは関連性の高いキーワードで、彼らは『戦利品』として色々なものを巻き上げていた。時にはその為だけに人をはめて殺し、死体から金品を奪い取るようなこともあった。
ただ、昔に遡るならもっと事例はいくつもあるはずだ。例えば三菱商事の創始者であり、坂本龍馬と同じ時代を息した岩崎彌太郎は、戦争で使う銃を輸入してそれを売りつけ、元手を作った。これはアメリカがやっていることと同じだ。1929年にアメリカは『世界恐慌』を引き起こし、一時壊滅的な状況に陥る。そこでフランクリン・ルーズベルトが『ニューディール政策』によって回復を試みるが、実際にアメリカが回復できた理由は1939年の『第二次世界大戦』で武器生産体制が強化されたからだ。
[グラバー(右)と岩崎弥之助]
金銀財宝のすぐそばには、常にこうしたきな臭い話が漂う。こうなると彼らだけが悪いのではなく、もっと何か根本的な部分で人間は判断を見誤った(道を踏み外した)のかもしれない。
『この映画のジャンル』
『実話・実録』編!3,000本以上の映画を観て決めたおすすめ映画ランキング!
『その他映画コンテンツ』
PickupMovie
Movie.AI
『ジーア/悲劇のスーパーモデル』 レビュー(感想)と考察 『シャイニング』 レビュー(感想)と考察 『硫黄島からの手紙』 レビュー(感想)と考察
Sns
SNS