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ヒルティ『愛は全てに打ち克つ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

リルケは言った。

 

そこにも書いたが、この、ヒルティの言う様なありきたりの言葉を、どう考える、それを正確に説明するかということは、非常に難易度の高いことだ。何しろ、その難易度が容易なのであれば、この世は愛に満ち溢れ、混沌の闇に覆われることを防ぐことが出来る。

 

しかし、実際は違う。

 

 

何が原因なのか、どういう理由なのか、この世に混沌の闇は、ある。

 

彼らはただ、『理解していない』だけなのだろうか。2014年に公開された映画『インターステラー』では、地球の資源が枯渇し、人々が飢え死にする未来を予知したNASAが、密かに見つけていたワープゾーンを通し、秘密裏に『別の宇宙銀河』にある惑星を探索し、人間を移住させる、壮大な計画を打ち立てるストーリーが展開される。

 

宇宙では時間の流れが違う。ワープしたその先に行けば、そこでの1時間は、地球の数十年分。それに、そこに到達しても助かる見込みはないし、帰りの保証もない。帰ったら地球ではもう、知っている人がいない。あまりにも時間が経ちすぎているからだ。

 

 

つまりここに、『宇宙』と『時間』が加わることで、更にこのテーマの規模は、計り知れないものになる。

 

真理、神、愛、宇宙、時間。そしてそれを考える人間の脳に、それを受け止める人間の心。これらが掛け合わされたときのスケールは、あまりにも膨大である。

 

そして、なぜこの映画のことをここに書いたかを説明しよう。実は、この映画の中で、主人公のとある娘の父親が、娘と地球を救うために地球で娘にお別れをし、当然すぐに帰ってくるつもりだったが、宇宙でのちょっとしたハプニングによって、地球との時間差が数十年近く開いてしまい、最愛の娘や息子はその間、生きてるのかも死んでるのかもわからない父親について悩まされるという、想像を絶する時間を過ごさなければならなくなった。

 

しかし自分たちの体感時間は、数時間だ。当然、歳も取っていない。ハプニングの後、宇宙船に戻ると、待機していた乗組員の時間も数十年という時間が過ぎてしまっていて、愕然とするその父親と、もう一人の乗組員。

 

そして、何とその間、つまり地球にして数十年という時間の間、かつて幼かった娘はとっくに大人に成長し、宇宙船に一方的に届く、映像メッセージを送り続けていた。

 

『帰ってくるって約束したのに。父さんの嘘つき。』

 

映像を見て、涙が止められない父親。その後の展開が、あまりにも衝撃的なのだ。

 

見ていない人の為に内容は割愛するが、この映画が訴えるテーマと、ここで出て来るリルケ、ヒルティの言葉は、非常に密接な関係を持っている。

 

真理、神、愛、宇宙、時間。

 

果たして、この儚い人生とは、何なのだろうか。ビッグバンで宇宙が創造されたのであれば、その前には一体何があったのだろうか。

 

神はいるのか。神とは、何だ。

 

『いる』のか。『ある』のか。

 

そして、『愛』とは何だろうか。

 

『真理=神=愛』。

 

一つ分かっていることがある。それは、

 

『それ(真理、神、愛)から遠ざかれば遠ざかるほど、虚無になる。』

 

ということである。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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