魯迅『隠居することも、飯を食う道だ。かりに飯を食うことができなければ、隠れようにも隠れきれるものではない。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう！

考察

『風林火山』で有名な『孫子の兵法』が存在する理由に着目したい。なぜ、わざわざそれが存在するのか。それは、人間が傲慢であり、『火』の一点張りたる生き方を変えられない頑迷さを持つからである。

勝海舟もこう言ったが、

『山』に徹することが、どこか怖気づいたような、臆病のような、消極的なような気がして、火に徹したい気持ちはわかる。私なども、燃えさかる火以外は考えられないような、猪突猛進な人格の典型である。しかし、『山』のように微動だにせず、勝機を見極める強靭な精神が欲しい。動くことが当たり前の人間にとって、動かないことは苦痛だ。つまり、そこに必要なのは強靭な精神力である。それを知った時、（自分にはそれがないというのか）と自問すれば、初期設定が『火』の様に燃えていた人間だ。その答えが出るのに時間はかからないだろう。

関連する『黄金律』

『耐え忍ぶことができる人間でなければ、大局を見極めることは出来ない。』

同じ人物の名言一覧

魯迅の名言・格言一覧