偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『僕らもビジネスをやっているのは社会のためで、金儲けを目的にやっているわけじゃない。そういうことを全社員が信じられるような企業にしない限り、特に小売業ではうまくいかない。みんながそれを信じられれば、一人ひとりが主役として働けるはずです。』
これは超訳だが、孔子は同じことを言っている。『義』を軽んじて、『利』にそれを傾けることは、自ら破滅と、淘汰を呼び込む行為に等しい。『義利合一』を守れない人や企業は、必ず淘汰される。
渋沢栄一もこの孔子の言葉を重んじて、
と言っているが、とにかく、拝金的になって、膨張路線をひた走る企業は多く、往々にしてその末路は、破綻や失墜である。だが、企業が『ハリネズミの概念』を見つけるまでに、平均して3,4年かかっているという事実を見た時、最初、人はやっぱり、拝金的(お金目当て)なのである。だから無理せず最初はそれでいいのだ。それで失敗して、悟ればいい。普通、人間はそれを最初から理解することは出来ない。
戦後の様に、目的がハッキリしている時代はまだしも、今の世は、尚の事、初期設定として『世の為』を考えることは難しい。だから最初は金目当てでいいのだ。無難な選択肢を取る人間が多い中、そのエネルギー源は、貴重である。だが、ことごとく孔子の言う通りになることを思い知るだろう。その時に心底からこの世の仕組みを理解し、そして、その後に柳井正のこんな言葉を思い出すのが良いだろう。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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