Index

武者小路実篤『人は死ぬ瞬間までも、もしかしたら助かるかもしれないと空想し得る力を与えられている。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

これは『希望』のことでもあり、『現実逃避』のことでもある。両者はとても、似ている。が、似ているようで、似て非なるものである。しかし、『現実逃避』もやり方によっては、『希望』と見間違うことがある。例えば、『空想』という言葉が出ているが、『フィクションの世界』はどうだ。『ファンタジー』、『妄想』、『ディズニーランド』、『アニメ』、『映画』、何でもいい。

 

それは『希望』というよりは、『現実逃避』の方向にあるわけだが、しかし、あながち『逃避』とも言い切れない、『希望』の様なニュアンスも垣間見える。何かこう、『夢』の様な、『ロマン』の様な印象があるし、そこには確かに、この世の光が差し込んでいて、時に勇気や感動を貰える。

 

カメラ

 

それは『逃避』だろうか。『希望』だろうか。武者小路実篤の言う様に、確かに人は、この無常な人生について憂い、嘆き、目を逸らす。しかし、作家の五木寛之は著書『人生の目的』でこう言っているが、

『地獄は、場所ではないそれら(※負の連鎖を断ち切ること)が出来ない執着にまみれた醜い人間が生活する世界のことを、地獄という』(中略)そして、その『地獄』から抜け出すために、解放されるために、 『真理』や『信仰』の力を借りる。宗教とは、そんな地獄に差す一片の光である。

 

宗教が『一片の光』なのであれば、我々が逸らした先にある『空想』もまた、『一片の光』なのかもしれない。しかし、その空想が今日も明日も、人を生かすのだ。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

🧭『38の黄金律』へ

※『38の黄金律』は、有料コンテンツとしてより深い考察をお届けしています。

 

🔎 名言の背景にある“思想の源流”を探る

※『黄金律』以外の知的コンテンツのほとんどは無料です。

関連する『黄金律

『思考の力を侮る人間は、人生に敗北する。』

同じ人物の名言一覧

武者小路実篤の名言・格言一覧