偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
プランA、プランB。さて、どちらを選ぶ?そう聞かれたとき、人は『アンカリング効果』に心を支配されている。『アンカー』というのは、船が流されないように止める為の、重りのことである。『いかり』とも言う。
プランAとBがある、と言われたとき、人間は、
(AとBの二択なんだな)
と思い込んでしまうわけだが、それがまるでアンカーでがっちりと思考を押さえつけられて、固定されてしまったような現象の為、『アンカリング効果』と言われることがあるということだ。よく見るのは、値段の表示。
58000円→38000円
こんな風に、最初に58000円を表示して、それを線で消すことによって、さも38000円が安くなったように見せるコントラストの原理も、アンカリング効果を効かせることで、成り立つのである。(この様な手法は、コスト認知変化説とも言われる。)この場合でも、最初の58000円という数字に、アンカーが置かれて、それに支配されてしまっている。ズドンとまずそこに58000円というアンカーを置いて認知させ、そこから20000円を割り引いて見せることで、さも『お得な買い物だ!』と認知させるという、認知変化のテクニックである。
つまりこういうことだ。『プランC』が無いとは一言も言っていない。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
🧭『38の黄金律』へ
※『38の黄金律』は、有料コンテンツとしてより深い考察をお届けしています。
🔎 名言の背景にある“思想の源流”を探る
※『黄金律』以外の知的コンテンツのほとんどは無料です。