Index

司馬遼太郎『人間は、自然によって生かされてきた。古代でも中世でも自然こそ神々であるとした。このことは、少しも誤っていないのである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

いや、短絡的に解釈するなら間違っていることになる。なぜなら、『神』など存在しないからだ。それなのに普通に『神々』という言葉を使い、しかもそれを自然だと断言することは、こういう短絡的な解釈をする人間が生まれる可能性を、生み出していることになる。しかし、『神=真理=愛』という図式は非常に蓋然性が高く、だとしたらそこに見えて来るものは『厳かなもの』という概念。それならば、『自然=厳かなもの』という図式に特に文句はないわけで、司馬遼太郎の言葉は、筋が通る話になるわけである。

 

自然によって生かされてきたことも、嘘偽りない事実だ。まず、太陽に生かされている。それがなければ、凍えて死んでいるのだ。それから、太陽だけでもダメだ。その紫外線によって肌を焼き尽くされ、みるみるうちに地球の生物は絶滅。つまり、その紫外線を緩和し、地球の生物の安全を守っている『オゾン層』の恩恵がここにある。そして、そのオゾン層を作っているのが、地球にある植物なのである。海の恵みはどうだ。どれだけ人間はそれに世話になっている。だとしたら、やはり司馬遼太郎の言う通りだ。この言葉は間違っていないのであり、少しも誤っていないのである。

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

🧭『38の黄金律』へ

※『38の黄金律』は、有料コンテンツとしてより深い考察をお届けしています。

 

🔎 名言の背景にある“思想の源流”を探る

※『黄金律』以外の知的コンテンツのほとんどは無料です。

関連する『黄金律

『知者?無知者?自分が振る舞っている人格はどっちだ。』

同じ人物の名言一覧

司馬遼太郎の名言・格言一覧