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ガストン・ド・レヴィス『時は誤りを摩滅させ、真実を磨き立てる。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

摩滅/磨滅(まめつ)』というのは、すり減って無くなること、を意味する。時間が経てば、誤りが摩滅するというのだ。この場合、『過ち』ではないのである。『間違っていた解釈』が消えうせ、『正しい解釈』が磨かれる、という意味である。それはそうだ。例えば私は幼少の頃、積木を食べれると思って口にしたが、不味かったのでペッと吐いた。私は『誤った解釈』を持っていた。しかし、『正しい解釈』を養った。

 

時間が経てば経つほど、それに比例して人は成長する。あるいは、成長していなくてはならない。そう考えると、失敗を恐れて挑戦することをやめてしまうことが、どんなに愚かな行動か、思い知るだろう。もし、今『間違った解釈』を一つも持っていないと自負する人がいるならば、彼は『この世の真理を全て把握した人』になり、『神』の称号に最もふさわしい人物ということになる。目を向けるべき事実、思い上がらない心、無知の知、これらを悟るには、この言葉はうってつけである。

 

だが、ここでもう一つの視点からこの言葉を考えてみる。

 

フランスの小説家、プレヴォは言った。

 

ロマン・ロランならこうだ。

 

この二人の言葉を聞いていると、まるで『時は誤りを摩滅させ、真実を磨き立てる。』というよりも、昔に遡れば遡るほど真実に近づくというイメージが湧いてくる。

 

しかし、ここまで考えるとこれは相当に奥が深い言葉となる。例えば地球が50億年後に銀河に衝突し、消滅するとする。そうなるとそこに残るのは、もはや星屑だけとなる。だが、それでも宇宙は続いていく。人間の感覚では計り知れないほどの長い長い時間が過ぎていく。すると最後に残るのは一体何だろうか。ニーチェが言うような永劫回帰があり得るのだろうか。

 

ビッグバン(破壊&宇宙創造)⇒宇宙が誕生⇒人間が誕生⇒ビッグバン(破壊&宇宙創造)⇒宇宙が誕生⇒人間が誕生⇒

 

地獄

[永劫回帰]

その答えは誰にもわからない。だが、一つだけわかっていることは、そこにあるのが『真実』ということである。

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

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