偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
いや、早くに来る恋だって、激しく燃え上がるものはある。というか、ゲーテがこう言い、
ラ・ブリュイエールがこう言った様に、
むしろ早くに来る恋や、初恋といったものの方が、純粋にその恋愛に没頭することが出来、人生の黄昏時に近づけば近づくほど、その効果が薄れていく印象がある。しかし、ここで考えたいのは『ダムの水』である。オウィディウスも、『遅い恋』と言っているだけで、『初恋』もその範囲内にあるわけだ。だとしたら、このダムの水が溜まって溜まって、ついには水路の蓋が取れて放水されるイメージで、我慢して、その水が溜められた分だけ、放水の量は激しくなるのである。
先ほども、とある東大生の女性が、青春時代に禁欲的な生活をしてきて、ようやく大学に入って恋愛をしたら、『こんなに楽しいことがあるのか』という思いになった、と発言していたのをテレビで観たが、オウィディウスのこの言葉は、この『ダムの水』の原理と、何か関係がありそうだ。
また、もう一つ考えられるのは、『遅くなった人間の特性』についてだ。先ほどの東大生然り、『なぜ遅くなったのか』ということ。別に、中学生やそこらで既に恋愛をする人間もいるだろう。そういう人と、そうじゃない人にある特性の差は何か。そんな点にも、その『ハマってしまって激しくなる』という結果は関係していそうである。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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