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明石家さんま『生きてるだけで、丸儲け。』

明石家さんま


日本芸人 明石家さんま画像

 

名言の意味を考えて、偉人の知恵を自分のものにしよう!



 

 

考察


この言葉は、明石家さんまの師匠である笑福亭松之助との雑談の中で生まれた言葉だと、2016年4月10日の『さんまのまんま』で明かしていた。松之助が、仏教の宗派の一つである『禅』の教えについて説くことが多かったらしく、

『人間生まれてきた時は裸。死ぬ時にパンツ一つはいてたら勝ちやないか。』

 

という言葉も、この時の雑談の中で発想されたものである。だとしたらその禅の教えとはおそらく『本来無一物(ほんらいむいちもつ)』だと言えるだろう。

 

『PRESIDENT』、2016.4.4号にはこうある。

 

--------------▼

 

 

禅の金言36

 

『本来無一物(ほんらいむいちもつ)』

 

欲望は留まることなく、しかも一度手にした物や地位は手放したくない。しかし、生まれてきたときは何も持っていません。裸一貫こそが本来の姿なのです。

 

--------------▲

 

この言葉が、『生きてるだけで丸儲け』にも『人間生まれてきた時は裸。死ぬ時にパンツ一つはいてたら勝ちやないか。』にも繋がっているのである。

 

パンツ

 

それを聞いた松之助はとぼけながら、

『あっそうなの?君がこしらえたものだと思ってたけど』

 

と言ったが、さんまはそう断言し、師匠への敬意を払った。

 

ちなみに、さんまの娘である『IMALU(いまる)』という名前は、明石家さんまこの『きてるだけでもうけ(い、まる、が含まれている)』から取って命名された。 また、『1=いまる、2=にちか、3=さんま、4=しのぶ』として、家族の名前を数字で並べられるようにしたとも語られているが、大竹しのぶは『を生き(い、まる、が含まれている)』から取って、『いまる』と命名したと述べているようである。

 

実は、この『いまる』という名前、そのどちらの主張を考えてみても『禅の教え』に接触していることになる。PRESIDENTにはこうもある。

 

--------------▼

 

『歳月不待人(さいげつひとをまたず)』

 

今日という一日は二度と帰ってきません。やる気が起きず、ダラダラと過ごしてしまうのは、確実に明日があるという思い込み。『今』を大事に生きることです。

 

--------------▲

 

更なる詳細は、『第3の黄金律』、

生きるのは過去でも未来でもない。『今』だ。

 

あるいは『第8の黄金律』、

足るを知るは富む。足るを知らぬは貧しい。

 

に書いたが、禅の教えとは、『今を生きる』についても、『足るを知る』についても説いていて、卓越されているのである。スティーブ・ジョブズもこの禅の教えを学び、『自分は何をやりたいのか』を考え抜き、生きる道を見出した。

 

禅

 

ちなみにさんまが生まれた1955年というのは、このスティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ鳥山明等の超ビッグスター揃いで、さんまが頭一つ抜けて実力を発揮し続けるのは、実力以外の何かの力が働いていると考えても、何らおかしなことではない。

 

さて、そんな『何かに恵まれている』という印象を浮かべることもできる明石家さんまの人生だが、それはただの結果論であり、後付け的に評価しているだけに過ぎない可能性がある。

 

ネット上の情報をどこまで信用するべきかは問題だが、それは紙でもテレビでもどんな媒体でも同じことだ。もし私が得た情報が本当なら、明石家さんまの母は3歳の頃に亡くなり、弟は19歳の頃に火事で亡くなった。また、一歩間違えれば日本航空墜落事故に巻き込まれていた可能性があり、たまたま収録が早く終わってその便を変更したことで、九死に一生を得たという。

 

さんまが別れた妻、大竹しのぶのことを毎度の様にネタにするのは、自分の家族ネタをひた隠すための、ダミーだという話もある。さんまを古くから知る、浅田美代子がそう言ったというのだ。

 

さんまはナインティナインの岡村に、

『何があっても芸人はテレビで涙を流すな』

 

と言っていることは事実だ。従って、彼の芸人としての哲学が、彼の『笑えない不幸な家族の実態』をひた隠しているとしたら、つじつまは合う。

 

真偽はともかく。さんまの今回の言葉を聞いたとき、思い出すのは次の言葉だ。

 

『刑務所の鉄格子の間から、ふたりの男が外を見た。 ひとりは泥を眺め、ひとりは星を眺めた。』

 

鉄格子

 

いや、私はデール・カーネギーの『道は開ける』でこの言葉を見て、逆に、さんまのこの言葉を思い出したのだ。

 

ロシアの作家、アルツィバーシェフは言った。
『それ自体の不幸なんてない。自ら不幸を思うから不幸になるのだ。』

 

我々はまだ、生きているではないか。

 

 

 

※この文章は全てオーナー独自の『名言を通した見解』です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

著者:一瀬雄治 (Yuji Ichise)

 

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