『ヒト』を最適化しよう。

『基礎工事をしない建築物、基礎土台をおろそかにする人間。どちらもその限界は、知れている。』(2ページ目)

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更なる詳細を追求する

君主論

マキャベリの著書、『君主論』にはこうある。

さきに論じたように、人は、はじめのうちに基礎工事をしておかないと、あとになって基礎づくりをしても、きわめて大きな努力がいることになる。しかも、その場合は、建築家の苦労もさることながら、建造物そのものに危険がおよぶ。

 

私も10代の頃は、この『基礎工事』が大嫌いだった。地味だし、何より、基礎を積み上げた延長線上の未来に、何も期待をしていなかったからである。私の様な人間はよくいるはずである。そういう人はここで言う『建設的』な人生ではなく、その対極の『刹那的』な人生にを生きる傾向がある。その刹那的な人生の代表的な生き方をした私が断言しよう。刹那的な人間は、建設的な人間に一生敵わない。もし、自分にプライドがあるというのなら、この決定的な事実から目を逸らさないはずだ。

 

孫子

コトラーの著書、『コトラー8つの成長戦略』にはこうある。

マーケット・シェア:勝つための戦略

 

(省略)最初の仕事は、競合他社の確認だ。中国の古代哲学者、孫武(孫子)によれば、

『捜索に時間をかけることは無駄にはならない。』

 

あなたの会社とほぼ同様のマーケティング・ミックスであなたの会社のシェアを狙う競合他社をよく観察してみよう。競合他社のマーケティング予算があなたの会社よりはるかに上回るならば、他のマーケットを探すことを考えたほうがいいかもしれないが、逆にあなたの会社よりはるかに少なければ、潰しにかかるのもいいかもしれない。

 

チャンスをつかむ準備

ウォール・ストリート・ジャーナルから『米国最高のエグゼクティブ教育専門家12人』に選ばれたジェームズ・M・クーゼスの著書、『リーダーシップ・チャレンジ』にはこうある。

チャンスをつかむ準備

 

(省略)仕事でも人生でも、毎日たくさんのことが起きる。それは本人が選んだものかもしれないし、そうでないかもしれない。リーダーが取り組んでいるチャレンジは、必ずしも本人が求めたものとはかぎらない。チャレンジもリーダーを求めている。だがあなたがたチャレンジを見つけるか、チャレンジがあなたを見つけるかは大した問題ではない。重要なのはあなたが下す選択、現状を改革する目的だ。つまり、『チャンスが訪れたとき、それをつかむ準備ができているか』だ。

 

その準備を整えておきたいなら、自分は何に意欲を感じるのかを真剣に考えよう。何があなたのエンジンをかけるのか?ベストを尽くそうと言う気にさせてくれるものは何か?その答えが見つかれば、つまり仕事と人生に意味と目的を与えてくれるものが見つかれば、次に変化が訪れたときは、両手を開いて受け入れることができるだろう。

 

そのチャンスを掴むことが出来るのは、準備をしていた人間だけだ。

 

人格を磨きつつ事業を行う

儒教、仏教、道教を深く学び、足りない部分を補って創り上げた、洪自誠(こうじせい)の著書であり、川上哲治田中角栄五島慶太吉川栄治ら昭和の巨人たちの座右の書である、『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』にはこうある。

人格を磨きつつ事業を行う

 

事業を発展させるための基礎になるのは、その人間の人柄である。基礎がしっかりできていない建物が頑丈で長持ちすることはないように、人徳のない物が興した事業が成功し、発展を遂げた例はない。また、子孫を繁栄させるための根本となるのは、その人間の志である。大地にしっかりと根を張っていない樹木が、枝葉をつけ成長することがないように、しっかりとした信念や志のない人の子孫が、まともな生き方をしたためしはない。

 

踏むべき手順を踏まずに大きくなったのなら、そこにあるのは成長ではない。『膨張』である。

 

低い地位に埋もれて志を伸ばす

早稲田大学を経て、情報会社・出版社の役員を歴任した岬龍一郎の著書、『言志四録』にはこうある。

英雄豪傑は普通の人ではないのだから、そうそう世に現れるものではない。だが、このような優れた人物であっても、低い地位に埋もれて志を伸ばすチャンスがなければ、その才能を発揮することはできない。幸いにして、立派な地位を得ることができれば、遠大な計略を企てて大事業を成し遂げることができる。そうした例は数多くある。ところで現在、諸外国のトップがどのような人物であるかはわからない。だが、彼らがどのような人物であろうとも、平素からこちらの準備が怠りなければ、何ら心配することはない。平和なときこそ準備すべきである。

 

この条は国家の準備をいっているのであるが、事を成すにはやはり準備が必要である。井伊直弼は若きころ出世の望みを断たれ『埋木舎』で逼塞していたが、大老になるに及んで、そこで勉学に励んだことが大いに役立っている。

 

花火

『花火』だ。中身がスカスカの花火玉が宙に打ち上げられ、そこに咲かせる夜空の花は、空虚なものである。しかし、身がぎっしりと詰まった花火玉は、夜空にどんな綺麗な花を咲かせるだろうか。人生も同じだ。 どうせ『刹那』に生きるなら、この、たった一度の人生が、たった一度しか打ち上げられない打ち上げ花火だと考えて、自分に出来る限りの最高の花火を打ち上げたい。

 

 

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