偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
フランスの作家、サン・テグジュペリは言った。
真理を発見し、そして所有する。そこにあるのは、人間の『エゴ』である可能性が高い。エゴとは、(こうなって欲しい)という人間の欲求だ。例えば、(もっと利便性を!)と言って、森林を伐採する。まさに、エゴによってエコがないがしろにされる瞬間である。
そう考えると、『発見、所有』というのは、印象的に『それが側にある、手元にある、手中にある』というものになってしまうわけで、だとしたらそこには『エゴ』が介入している可能性があるのだ。サン・テグジュペリの言うように、『人間本位に創造してるんだろ』ということで、ヤスパースの言うように、『所有した時点で自分本位だぞ』ということで、あくまでも『真理』というものは、そこに『厳かに、ある』ものでなくてはならない。『偶像崇拝してはならない』という理由も、これらの理由を考えた時に、浮き彫りになってくるわけだ。
- 『手元に、神がいてはならない。自分の家の部屋に、神を所有してはならない。』
- 『神(真理)というものは、所有するものではないからだ。そうじゃなければ、それぞれの神が衝突して、対立が生まれる。』
探究している状態は、所有していない状態だ。
宮沢賢治は言った。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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