偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
運営者
考察
『ただ幸福になりたいと望むだけなら簡単だ。しかし他人よりも幸せになりたいというのならば、それは困難だ。我々は、他人はみんな実際以上に幸福だと思っているからだ。』
コンドルセは言った。
そこに詳細は書いたが、行動経済学者ニック・ボーダヴィーの著書、『幸福の計算式』にはこうある。
(省略)一方デューゼンベリーは、個人の消費活動は、自身の抽象的な生活水準よりも隣人と張り合おうとする気持ちに左右されると主張した。(中略)『隣人と張り合う』ためにお金をより多く使うようになると言う考えは、当時の主流派経済学にとっては受け入れがたいものだった。人々の選択が他人の行為によって大きく左右されるという考えは、多くの人にとっては突飛で非合理的だと思われたのだ。私はホンダ車が好きで、買う余裕があるから、ホンダ車を買ったのだ。─隣人がホンダ車を持っているから、自分も持っていないと不幸になるから、ではない!
人間とは、常に無意識の部分で他人と張り合ってしまう愚かな生き物である。かくいう私もその『人間』の一人であり、認めるのはプライドの都合上、公に言うことは無いが、大の『負けず嫌い』である。つまり、競争を意識してしまっている。しかし、当然普段、人一倍内省をしている為、その発想は愚かな行為であるということもよく知っている。このサイトの至る所に、『ナンバーワンではなく、オンリーワンになれ』ということが、あらゆる偉人の言葉に乗せて、書いてあるのだ。たくさんありすぎるのでここには一つだけ書く。
マイケル・ジョーダンはこう言った。
我々は『他人より幸せになる』為に生きているのではない。『自分の人生を生き貫く』為に生きているのだ。
※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。
こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。
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