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魔裟斗『強くなりたければ、自分の一番嫌いな練習や苦手な練習をやった方がいい。好きなことや楽なことばかりやっていたら、強くなれるわけがありません。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

長所を伸ばして、短所を補うという発想も当然あるが、『短所を長所に変えるだけの努力をする』という選択肢もあるわけだ。

 

難しい話ではなく、例えば、私は右利きであり、左手はほとんど使い物にならなかった時期が長く続いた。しかし、21歳に入門したボクシングジムでの練習のおかげで左ジャブや左フックを何万発も打ち込み、もちろん最初は右手の様に手を前に出すだけでも大変で、無様な練習姿だったが、それでも何度も何度もその練習を繰り返すことで、ジムに行かなくなってからもう10年も経つが、未だに左ジャブの確かな動きは健在である。

 

つまり、使い物にならなった左手を、私は克服し、武器に変えたのだ。そう考えると、短所を長所に変えるということは、割と普通に、よくあることなのである。

 

もし私が『右の方が自信がある』と言って、右ストレートだけの練習に甘んじていたら、マスでもスパーでも、まるで話にならない戦いしか繰り広げることが出来なかっただろう。もっとも、トレーナーがジムにいる限り、間違いなく左手を使うことを強制させられることになるが。しかしその強制も、後になれば間違いなく感謝に変わるだろう。

 

弱点を克服する為の努力は、色々な面で根性を必要とする。しかし、それを乗り越えてものにしたときのあの自信の付き方は、すごい。あのときの猛練習で身体に染み込ませた格闘技や、重力の移動、エネルギーの捻出方法は、フィジカルが落ちて来る高齢になっても、有効活用できるだろう。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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