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歯の黄ばみは口臭の原因?プラークはエナメル質表面に付着する!

歯の黄ばみは口臭の原因?

歯の黄ばみが必ずしも口臭の原因となるわけではありません。

ただ、その内容物次第ではそれがニオイを生み出します。例えば、

 

  • プラーク
  • コーヒー
  • タバコ

 

等であればそれが口臭の原因となります。

先生

黄ばみを放置している人って『不潔』だよね!正直口臭がある人の共通点は不潔だから、そういう人はニオイがあるかもね!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

歯の黄ばみは口臭の原因?

歯の黄ばみが必ずしも口臭の原因となるわけではありません。しかし、歯が黄ばんでいる人と、真っ白な人がいた場合、どちらの方が清潔に見えるかということについては、答える必要もないほどですね。やはり、黄ばむということは歯に何かがついてしまっているということで、その内容物次第ではそれがニオイを生み出すこともあります。考えられるのは、

 

  • コーヒー
  • タバコ
  • 紅茶
  • 緑茶
  • カレー
  • 赤ワイン
  • しょうゆ
  • プラーク(歯垢)

 

等です。このプラークですが、『日本人はなぜ臭いと言われるのか 体臭と口臭の科学 (光文社新書)』にはこうあります。

食後は食べ物の影響で、口腔内が酸性に傾いている。その状態で、研磨剤や界面活性剤などの入った歯磨き粉を付けて歯磨きしてしまうと、歯のエナメル質を削り、粘膜を痛めてしまうことになる。また、せっかくの唾液を洗い流してしまうのも問題だ。唾液が分泌されていれば、pHを中性に戻し、削れたエナメル質を再石灰化によって修復もし、殺菌もしてくれる。この効果を活かせなくなってしまうのだ。

 

最近では市販の歯磨き粉は、積極的に使う必要はなく、使いすぎると害になると考えられている。界面活性剤などの成分で舌の粘膜を痛めると、口臭の原因にもなりかねない。唾液の力があれば、色々と効能をうたった歯磨き粉は必要なく、水だけでブラッシングすれば十分と考えられている。どうしても使いたければ少量で十分だ。

 

ここで確認したいのは、『界面活性剤入りの歯磨き粉は、歯のエナメル質を削り、粘膜を痛め、口臭の原因となる』ということです。そしてそのあとにこう続きます。

 

歯の表面を削ってしまうと、着色汚れの原因や、においの原因にもなる可能性がある。

 

界面活性剤入りの歯磨き粉によって歯の表面が削れると、着色汚れやニオイの原因になるとあります。しかし、着色汚れはわかりますが、なぜ歯の表面が削れただけでニオイが出るのでしょうか。それは、歯のエナメル質が『コーティング』の役割をしているからだと考えればつじつまが合います。

 

先生

ちなみにセラミックの差し歯を入れると、その歯だけはコーヒーでもタバコでも着色することはないよ!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

エナメル質が剥がれることのデメリット

『図解 むし歯 歯周病の最新知識と予防法』にはこうあります。

虫歯がないのに痛む『知覚過敏』はなぜ起きる?

 

冷たいものがキーンとしみたり、歯ブラシが当たると痛んだり、自転車で走ると風がしみたり…これらの症状は知覚過敏が疑われます。知覚過敏の原因は、通常は歯のエナメル質に覆われている象牙質が、何らかの理由で露出したことによります。

 

エナメル質というのは、人体で最も硬い組織といわれます。しかしその下の象牙質は軟らかく、虫歯が進行しやすい部分です。歯は、この『エナメル質のコーティング』によって、

 

  • 虫歯
  • 知覚過敏
  • 着色汚れ

 

等の問題を遠ざけているわけです。しかし、界面活性剤入りの歯磨き粉によって歯の表面が削れると、その『エナメル質のコーティング』が剥がれ落ちます。するとコーティングのはがれた歯はあらゆる問題に対して無防備となり、そうした問題を引き起こすわけです。

 

コーティングされた部分に汚れが付着しても、サッと拭けば汚れがキレイに落ちるイメージがありますが、コーティングが剥がれ落ちてバリア機能が低下した部分は、汚れはつきやすくなります。すると着色汚れができることはもちろん、『ニオイの原因となる物質の付着』も容易にさせてしまうわけです。

 

プラークが付着するとニオイが出る

その一つがプラークです。『歯周病予防と口腔ケア (ホーム・メディカ・ブックス・ビジュアル版)』にはこうあります。

口の中は細菌が最も多いところ

 

歯周病は、歯茎(歯肉のほか、歯槽とも呼ばれる)から膿が出る(膿漏)ということから、かつて『歯槽膿漏』と呼ばれていました。歯周病のおもな原因は、歯肉近くのエナメル質表面に付着するプラークです。プラークは歯垢ともいわれますが、実は細菌と細菌がつくりだす物質(酸性物)のかたまりで、それがパックされた集団(バイオフィルム)となって、歯の表面にへばりついています。口腔内は全身の中でも細菌が最も多いところですから、このプラークがたまりやすいのです。

 

では歯周病になる流れを見てみましょう。

 

STEP.1
プラークを放置すると歯肉の炎症が起こる
 
STEP.2
歯肉炎が続くと、歯周ポケットができる
 歯周ポケットの中にはプラークがたまりやすく、細菌が棲みつきやすい。
STEP.3
炎症が進むと、セメント質・歯根膜・歯槽骨などにも及ぶ
  それらが破壊されるようになった状態を『歯周炎』と呼ぶ。
STEP.4
歯周ポケットから膿が出て口臭がひどくなる
 
STEP.5
歯がぐらつきだし、最後には抜ける。
 

 

虫歯も歯周病も、その原因はプラーク(歯垢)です。そしてそのプラークは、実は細菌と細菌がつくりだす物質(酸性物)のかたまりなんですね。実はプラーク1mgの中にはおよそ10億個の細菌が含まれていると言われています。

 

プラークはエナメル質表面に付着するとありますね。エナメル質がある状態で付着するわけですから、エナメル質がなくなった状態の歯にも当然付着するわけです。歯周病の口臭の原因は、『歯周ポケットから膿が出る』ということです。しかしそれだけじゃなく、プラーク自体もニオイの原因となります。

 

先生

歯周病になると、それ自体がニオイの原因だし、その原因のプラークにもニオイがあるから、歯周病になるような人は口臭が出やすい人だね!
なるへそ!

ハニワくん

虫歯、歯周病、プラークが発するニオイ

例えば、虫歯と歯周病は違うもので、基本的に口臭の原因となるのは歯周病の方です。虫歯は『歯に穴が空いて痛くなる』のに対し、歯周病は『歯の周りが炎症してニオイが出る』ということです。

 

しかし、どちらも『痛み、ニオイ』があることには違いありません。虫歯とてその原因のプラークにはニオイがありますし、歯周病とて炎症が起これば痛みがありますからね。また、『日本人はなぜ臭いと言われるのか 体臭と口臭の科学 (光文社新書)』にはこうあります。

イオウのようなニオイ う蝕=虫歯

 

(省略)虫歯は、小さなものではそんなににおうことはないが、進行して神経まで侵されたり、詰め物の奥が虫歯になる2次カリエスの状態になると、においが起こるようになる。イオウのようなニオイがする。

 

ですから、虫歯も進行してしまうとニオイを発生させ、口臭の原因となるのです。基本的にはニオイは虫歯よりも歯周病の方が強くなりますが、原因のプラークがニオイを発します。そうなると、『虫歯あるところにプラークあり』ですから、結局は『虫歯あるところにニオイあり』ともいえるわけですね。それに、虫歯で歯に穴が空いた場合、そこにプラークが溜まりやすくなります。したがって、虫歯でも口臭の原因となると言えるわけです。

 

虫歯と歯周病の原因とニオイの発生場所

原因 ニオイの発生場所
歯周病 ミュースタンス菌、プラーク、食事による脱灰 歯周ポケット
虫歯 プラーク、歯石 穴の開いた歯

 

 

虫歯によって『穴の開いた歯』にプラークが溜まり、ニオイの原因となる。ということは当然、『エナメル質がはがれた歯に付着したプラーク』からも、ニオイは発生するわけです。

 

STEP.1
普段はエナメル質のコーティングによって歯は守られている
 虫歯、知覚過敏、着色汚れ等。
STEP.2
界面活性剤入りの歯磨き粉によって歯の表面が削れる
 ミュースタンス菌が出す酸、pH5.5以下の酸性でもエナメル質は溶ける。
STEP.3
『エナメル質のコーティング』が剥がれ落ちる
 コーティングの剥がれた歯はあらゆる問題に対して無防備となる。
STEP.4
プラークが付着してそこからニオイが出る
 虫歯、知覚過敏、着色汚れ等のリスクも上がる。

 

つまり、『黄ばんだ歯』がそこにあるということは、『何らかの原因によってエナメル質が剥がれた歯』がそこにあるということです。ということは、その歯は『プラークを付着させてニオイを出しやすくなっている』状態にあると考えることができるわけですね。したがって、ただ『清潔に見えない』だけじゃなく、実際にその黄ばんだ歯はバリア機能を失っていて、ニオイの原因となってしまっている可能性があるのです。

 

先生

黄ばんだ歯はバリア機能を失っているということだから、エナメル質をしっかり維持するように努めたいわけだね!
なるへそ!

ハニワくん

虫歯になるとエナメル質が溶ける

また『ミュースタンス菌が出す酸、pH5.5以下の酸性でもエナメル質は溶ける』とありましたが、界面活性剤入りの歯磨き粉だけじゃなく、虫歯菌の出す酸や、口の中が酸性に傾いただけでも歯は溶けます。では一度、虫歯になる流れを見てみましょう。

 

STEP.1
ミュースタンス菌が口に入る
 
STEP.2
飲食物の糖分を分解し、グルカンというネバネバした物質を作る
 歯の表面に張り付いてプラークを形成する。
STEP.3
菌が増殖するとバイオフィルムと呼ばれる膜となり歯を覆う
 歯ブラシも抗菌剤も太刀打ちできないほどの強固なバリア。
STEP.4
この絶好の環境の中でミュースタンス菌は糖分を餌に酸を作り、放出し続ける
 
STEP.5
この酸がエナメル質を少しずつ溶かし、歯の表面に穴が開いて虫歯となる
 
STEP.6
エナメル質は人体で最も硬い組織。
 

 

もう一つの流れがこうですね。

 

STEP.1
食事をして口の中が酸性になる
 
STEP.2
エナメル質からミネラル分が溶け出す『脱灰』が起こる
 脱灰が始まるのはpH5.5より下がったとき。
STEP.3
本来は『緩衝能』という唾液の力によって『再石灰化』が行われる
 これによって脱灰した部分が修復される。
STEP.4
しかしあまりにも一日に脱灰が頻発すると再石灰化が間に合わない
 結果的に修復が間に合わず、穴が空きやすくなる
STEP.5
虫歯になる
 

 

ですからもしエナメル質が何らかの理由で剥がれ落ちてしまえば虫歯になりやすく、更にその虫歯の原因菌であるミュースタンス菌が酸を出すので、その酸で更にエナメル質は溶けてしまうという悪循環に陥ることになります。

 

先生

つまり、虫歯になるような行為も、エナメル質が溶けるような行為も両方避けたいわけだね!
なるへそ!

ハニワくん

食事をしただけでエナメル質が溶ける?

また、食事をしただけで口の中は酸性になり、pH5.5以下になったときからエナメル質からミネラル分が溶け出す『脱灰』が起きますが、通常は唾液の持つ『緩衝能』という働きによって中性に戻り、『再石灰化』が行われ、脱灰した部分が修復されます。しかし、このようにしてエナメル質というのはいつ剥がれ落ちてもおかしくない状況にあるので、エナメル質を守るように努める意識が大切です。

 

また、下記の歯科医が出している動画の『7:15~』をご覧ください。

群馬 前橋 歯科 インプラント Q&A242 エナメル質って硬いけど割れる!エナメルを守る4か条 知覚過敏 シュミテクト 象牙質


 

プラークがついた状態が続けば、歯の表面が酸によって溶けて知覚過敏になり、虫歯も進行しやすくなる

 

とあります。エナメル質は、『プラークがついた状態が続く』だけでも剥がれ落ちてしまうんですね。それから『7:39~』にある『エナメル質を守る4か条』をご覧ください。

 

ダラダラ食べない!チビチビ飲まない!

食べ物、飲み物を口にするたび、口内は酸化。口の中はできるだけ中和された状態に保つ。

飲食後は水やお茶で口の中をすすぐ

アルカリ性食品でも、食後の口内は酸性に傾く。水やお茶ですぐに中和する習慣を!

噛む回数を増やして、唾液の分泌促進

唾液は最良の中和剤。砂糖不使用のガムなどを噛むことで、唾液分泌を促進させよう。

口の中は、やさしくクリーニング

フッ素入り歯磨き剤などでエナメル質を強化しながら、やさしくデンタルケアしよう。

 

口の中を酸性に傾ける時間を短くするためには、長時間食事をしないことが大事です。『口元美人化計画』にはこうあります。

唾液には緩衝能といって、口の中が酸性になるのとこれを中性に戻す能力があります。食事をすると、必ず口の中はある一定期間、pHが下がって酸性になるのです。これは、食事量の大小などには関係ありません。ほんの一口でも、生体にとっては食べ物が口の中に入った!と認識して、酸性になるのです。

 

この緩衝能は、人によってかなり異なりますが、通常は、食事をしてからおおむね45分くらいでpHは元に戻り、歯は再石灰化といって酸で侵されたエナメル質は元に戻っていくのです。

 

 

詳しくは上記の記事に書きましたが、つまり、『砂糖入りの甘いガム』を食べてしまうと、虫歯菌が喜んでしまい、口の中が強い酸性に傾く可能性があります。更に、ガムの性質上それを長時間噛み続けるわけですから、『緩衝能』が働く暇がなく、中性に戻りません。すると、酸性によって溶けてしまった部分が再石灰化せず、虫歯になります。

 

先生

ただ、食事は暴飲暴食をやめ、早食いせず、感謝してゆっくり食べることが推奨されるよ!ちょうどいい時間で食べることが大事だね!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

 まとめ✔
  1. 歯の黄ばみが必ずしも口臭の原因となるわけではない。
  2. 界面活性剤入りの歯磨き粉は、歯のエナメル質を削り、粘膜を痛め、口臭の原因となる。
  3. 歯の表面を削ってしまうと、着色汚れの原因や、においの原因にもなる可能性がある。
  4. エナメル質というのは、人体で最も硬い組織。
  5. エナメル質が剥がれると着色汚れができることはもちろん、『ニオイの原因となる物質の付着』も容易にさせてしまう。
  6. 虫歯も進行してしまうとニオイを発生させ、口臭の原因となる。
  7. 黄ばんだ歯はバリア機能を失っていて、ニオイの原因となってしまっている可能性がある。
  8. エナメル質が溶けると虫歯になりやすくなり、虫歯になるとエナメル質が溶ける。食事をしただけでエナメル質が溶けるが、唾液の能力によってそれは戻る。
  9. しかし、長時間飲食を続けているとその唾液の力が発動せず、エナメル質が溶ける。

 

様々な対策のメリットデメリット

ではこれらの問題に対する様々な対策の、メリットやデメリットを見てみましょう。

 

キシリトール100%のガムがいい理由

このような状態を避けるためにも、ガムはキシリトール100%のものが推奨されるのです。

 

STEP.1
食事によって口の中は酸性になる
 虫歯菌もねばねばした粘着性の糊状の物質を作り、これは強い酸性である。
STEP.2
唾液には緩衝能という機能があるため、通常は中性に戻せる
 酸性によって溶けた歯も再石灰化によって元通りになる。
STEP.3
しかし一日に何度も食事をしたり、虫歯菌の餌を食べすぎると緩衝能が働く暇がない
虫歯菌は主に『糖質』を餌にする。

 

キシリトール100%のガムを食後に噛めば、虫歯菌が砂糖を餌にして活性化する前に、キシリトールガムを食べて虫歯菌にキシリトールを食べさせることができ、唾液の分泌を促すことができ、また、口周りの筋肉を強化して唾液の分泌が低下することを予防することができます。そしてそれによってエナメル質を守ることができるのです。

 

先生

キシリトール100%のガムだけはその他の飲食物と比べて別格だね!口周りの筋肉の強化、唾液の分泌、虫歯菌の抑制、あらゆる面で口臭対策になるね!
たしかに!

ハニワくん

フッ素はどうか

また『フッ素入り歯磨き剤などでエナメル質を強化』ということですが、『図解 むし歯 歯周病の最新知識と予防法』にはこうあります。

歯磨き剤の選び方1 フッ素配合が基本

 

ドラッグストアにはさまざまな効能をうたった歯磨き剤が並んでいますが、いずれも『フッ素配合』のものを選ぶのが基本です。歯のエナメル質にフッ素を作用させると、酸に強いエナメル質に変化して、歯を虫歯菌から守ってくれます。

 

『歯のエナメル質にフッ素を作用させると、酸に強いエナメル質に変化する』んですね。これは心強いことです。今まで見てきたように、酸によってエナメル質が溶かされるからバリア機能を失って、着色汚れや、プラークを付着させてニオイの原因を作ってしまうわけですからね。『口元美人化計画』にはこうあります。

フッ素は、歯の表面でフッ化カルシウムを生成し、食事によって口の中が酸性になったときにカルシウムを放出します。このことによって、脱灰の抑制とpHが回復したときに再石灰化を促進します。また、フッ素には抗菌作用がありますから、虫歯菌の作用が期待できます。

 

そして、歯のエナメル質の96%はハイドロキシアパタイトという結晶でできており、水晶より硬いので我々はなんでもおいしく食べることができるのですが、ハイドロキシアパタイトは酸には弱いのです。このハイドロキシアパタイトにフッ素が作用すると、フルオロアパタイトという酸に強い結晶に変わります。また、ごくわずかに存在するハイドロキシアパタイトの結晶の欠落部分をフッ素が補修するといわれています。

 

つまりこういうことですね。

 

STEP.1
歯のエナメル質の96%はハイドロキシアパタイトという結晶
 ハイドロキシアパタイトは酸には弱い。
STEP.2
ハイドロキシアパタイトにフッ素が作用
 
STEP.3
フルオロアパタイトという酸に強い結晶に変わる
 ハイドロキシアパタイトの結晶の欠落部分をフッ素が補修する。

 

このような流れで、フッ素は酸に強い歯を作るわけです。日本の歯磨き剤に使われているフッ素は、

 

  • フッ化ナトリウム
  • モノフルオロリン酸ナトリウム
  • フッ化第一スズ

 

と種類がありますが、『フッ化第一スズ』は歯科医師が使えるものですから、市販であれば『フッ化ナトリウム』配合のものがより効果的です。例えば以下のような商品ですね。

 

 

また、『日本人はなぜ臭いと言われるのか 体臭と口臭の科学 (光文社新書)』にはこうあります。

しかし、通常研磨剤として使われているハイドロキシアパタイトの中でも、ナノ化された薬用ハイドロキシアパタイト(mHAP)は、1000分の1のサイズなので、歯を傷つけず、エナメル質表面の細かな傷を修復してくれる。着色汚れも落とすので、クリーニング剤としても使用されている。

 

ハイドロキシアパタイトは先ほども出てきましたね。エナメル質の96%は、このハイドロキシアパタイトですから、それを使った商品は、歯のエナメル質に有効なわけです。例えば以下のような商品ですね。

 

 

このようなものを使って着色汚れを落とし、エナメル質を修復することもできます。

 

 

先生

フッ素に関する詳しいことは上記の記事に書いたから、併せて読んでみてね!
なるへそ!

ハニワくん

ヤニや着色汚れを落とす方法

また、『口元美人化計画』にはこうあります。

たった1分でお茶やコーヒーの着色が取れるテクニック

 

(省略)さて、着色の除去方法ですが、タバコやコーヒーなどの着色にきく方法をお教えしましょう。市場には色素除去成分が含まれたさまざまなデンタルペーストが市販されていますが劇的な効果は難しいかもしれません。ですが実は、リーズナブルで簡単な色素除去方法があります。それが、

 

  • 綿棒+研磨成分のある歯磨き粉

 

というテクニック。なんと、歯ブラシや超音波歯ブラシ、特殊なペーストなどを使わず、1分で誰でも簡単に色素の除去ができます。

 

着色の除去だけなら、この『綿棒+研磨成分のある歯磨き粉』というスポットケアによって問題を解決することができます。やり方は簡単。

 

STEP.1
綿棒に直接研磨剤入りの歯磨き粉を少量つける
 
STEP.2
着色が気になる部分を縦にこする
 

 

これで終わりです。元々歯ブラシは研磨用ではなく、歯と歯の間や、歯と歯茎の間の汚れを除去するために作られているものなので、確かにこの方法は理にかなっているということですね。

 

また、『緑茶カテキンの凄い健康パワー―驚異的に免疫力を高め、現代病を撃退! (サラ・ブックス)』にはこうあります。

タバコのヤニ取りにも緑茶カテキン

 

(省略)実は、緑茶カテキンには解毒効果がありますので、タバコのヤニが付着するのを防いでくれます。事実、お茶の味を審査する人は、タバコをそうとう吸う人でも、歯にヤニが付着したような黄ばみがありません。緑茶カテキンは、ニコチンやそのほかの有害なアルカロイドと結合して歯にヤニがつくのを防いだり、ついたヤニを取り去ってくれるのです。

 

緑茶で歯のヤニが取れる事実があるようですね。ただしこれは『毒出しうがい』の記事で考えたように、あまりお茶を口の中に長時間滞在させると、『茶渋』のイメージで歯が汚れます。そういう心配もありますので、極端な方法を選ばないようにしましょう。

 

 

先生

まずは予防をして、それからこういう『後始末』的な対策をするわけだね!どうしても着色が嫌ならコーヒーなんかを飲まないようにする必要があるね!
うーむ、なるほど!

ハニワくん

硬い歯ブラシはNG?

またこれは個人の感想ですが、歯ブラシには、

 

硬め

 

ふつう

 

やわらかめ

 

と種類があります。私はいつもやわらかめを使っているのですが、ある日、ふつうを使ってみると、歯の汚れがとてもよくとれて、ツルツルになる印象を受けました。しかし同時に、歯茎を磨く際に痛みを覚えました。健康であれば『痛気持ちい』程度になるはずなので、それはそれで健康状態を見る指標になっていいのですが、しばらくすると、歯に痛みを覚えました。

 

これは、元々私が知覚過敏だったことも関係しているでしょうが、高い確率で、歯ブラシの質が硬くなったことでエナメル質が剥がれ、染みやすくなった可能性があります。それというのも、私はよく銭湯に行くのですが、銭湯に置いてある歯ブラシは『硬め』なのです。その歯ブラシでいつもようにあまり長く歯を磨いていると、たちまち歯は染みてしまいます。

 

まるで『何らかのバリアが剥がれた』かのような印象です。それがエナメル質である可能性はどう考えても高いですよね。したがって、歯の弱い人は歯ブラシは『やわらかめ』の方がいいかもしれません。

 

歯の黄ばみや着色汚れには『エナメル質』が関わっていて、そのバリア機能があるからこそ、虫歯やニオイなどが予防できていたということです。ですから、日ごろから歯のエナメル質を大事にする心掛けが必要だということですね。

 

先生

ただ、歯医者に一度そのことについて聞いたら『そう簡単にエナメル質は剥がれない』って言ってたんだけど、じゃあこの現象はなんだってことになるからね!
うーむ!

ハニワくん

 まとめ✔
  1. キシリトール100%のガムは虫歯菌の繁殖を抑え、長時間噛んでいた方がむしろ有効である。
  2. 歯のエナメル質の96%はハイドロキシアパタイトという結晶。
  3. フッ素はそのハイドロキシアパタイトに作用して、強い歯を作る。
  4. 着色の除去だけなら、『綿棒+研磨成分のある歯磨き粉』によって問題を解決することができる。
  5. 緑茶で歯のヤニが取れる。硬い歯ブラシはエナメル質を剥す可能性がある。