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心がうつになるなら、心が晴れになるときもある。

何だかうつ気味で、やる気が起きない。どうすればいい?

心がうつになるなら、心が晴れになるときもあります。

曇りの日があれば、晴れの日があるのと同じです。つまり、皆同じ条件で生きていることを知れば、なんだか気持ちも晴れやかになってきます。

先生

晴れだと思えば曇ってしまう。雨だと思えば快晴となる。登山をすればそんなことの繰り返しになるよ!淡々と、移り変わるこの世の中と同じように、自分の気分が整うのを待てばいいんだ!
更に詳しく知りたい人は、以下の記事を見るっす!

ハニワくん

良い事があれば、悪い事もある。

心がうつになるなら、心が晴れになるときもある。

 

 

と併せて考えていきたい。つまり、こういうことだ。

 

やまない雨はない。

 

 

美輪明宏は言った。

 

この世には、『正負の法則』があるのだ。良い事があれば、悪い事もある。しかし自分にとって良い事は、ある人にとっては悪い事であり、自分にとって悪い事は、ある人にとって良い事の場合がある。

 

例えば、普通は快晴の日が好きだ。だが、そういう人の知らないところで、『私は雨が好き』という人がいる。またあるいは、『雨が降ってくれないから、作物が育たなくて困るなあ』という人がいる。

 

だとしたら、自分にとって良い事、悪い事、というのが存在するだけで、この世に元々、『良い事、悪い事』というのは存在しない。

 

 

先生

例えば今なんかも外は曇りだけど、昨日は晴れだったんだ!やっぱり晴れの日の方が仕事もはかどるし、気分がいいんだよね!だけど、『これ』が現実なんだ!そもそも『ずっと晴れだったらいい』っていうのは自分本位だからね!農家の人ならわかることだね!
雨が降らないと作物が育たないっす!

ハニワくん

この章のまとめ
  • 『やまない雨はない。』
  • この世には、『正負の法則』がある。
  • 自分にとって良い事、悪い事、というのが存在するだけで、この世に元々、『良い事、悪い事』というのは存在しない。

まだ、生きている。

ドイツの精神科医、ヤスパースは言った。

 

人間がいるからこそ、そこには『悪』がある。人間以外に、(ああ、あれは悪だ)として認識する存在があるだろうか。

 

動物や昆虫や植物には天敵がいて、それから逃げるが、しかし捕まって殺され、食べられてしまうことがある。だが、彼らはその相手のことを『悪だ』と思っているだろうか。もし思っているというのなら、彼らには思考があり、思考があるなら、彼らはほぼ『人間』である。

 

この世には、晴れがあり、雨があり、光があり、闇がある。白があり、黒があり、子供がいて、老人がいる。命は生まれ、ウイルスがあって、天敵がいて、皆一生懸命生きている。良い匂いがあって、良い景色があって、肌の色が違って、与えられた命の日数も違う。

 

 

この世はそういう、混沌なのだ。この世にはそういう多様性があり、我々はその多様性の中の一部として生きているのだ。

 

自分にとって、良いときもあれば、悪いときもあるだろう。だが、他の誰かも同じように好調になり、不調になっていて、いずれは皆、もれなく必ず、平等にこの世を去るのだ。

 

どうせ死ぬんだ。だが、まだ、生きているのだ。見るべきなのは、まだ生きている、その事実だ。

 

先生

そんな多様性のある現実を生きている僕らが見るべきものは、『暗いもの』ではなく、『明るいもの』なんだ!こういう言葉があるよ!

『刑務所の鉄格子の間から 二人の男が外を見た 一人は泥を眺め、一人は星を眺めた。』

うーむ、奥が深いっす!

ハニワくん

先生

ただ、念のため以下の本を載せておくよ!カフカという絶望名人の考え方や生き方からは、学べるものがあるはず!
この章のまとめ
  • この世には多様性があり、我々はその多様性の中の一部として生きている。
  • どうせ死ぬ。だが、まだ、生きている。