ポスター画像出典:『STUDIO GHIBLI』
この映画は運営者のオススメです。
※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・
『火垂るの墓』(ほたるのはか)は、野坂昭如の短編小説で、野坂自身の戦争体験を題材とした心中物の作品である。兵庫県神戸市と西宮市近郊を舞台に、戦火の下、親を亡くし、引き取り先の叔母と険悪な仲にあった14歳の兄と4歳の妹が、終戦前後の混乱の中を兄妹で独立して生き抜こうとするが、結果誰にも相手にされなくなり栄養失調で無残な死に至る姿を描いた物語。兄妹の愛情と戦後社会との狭間で、蛍のように儚く消えた2つの命の悲しみと鎮魂を表現している。
ジャンル | テレビドラマ |
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原作 | 野坂昭如 |
脚本 | 井上由美子 |
演出 | 佐藤東弥 |
出演者 | 石田法嗣 佐々木麻緒 松嶋菜々子 井上真央 |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
私はスタジオジブリの映画が好きで、宮崎駿作品はすべて見ている。だが、家のすぐ近くにある三鷹にあるジブリ美術館にはまだ行っておらず、この作品やいくつかのジブリ作品は見ていないままである。そこにある感情は、『もったいない』というものだ。宮崎駿の作品はすべて見たいが、ジブリ作品は未開拓の状態でいたい。そういう気持ちがこのような結果に繋がっているのである。だが、今回ようやくこの作品を見ることになった。
かつて、大島渚やダウンタウン浜田雅功と殴り合って喧嘩をした野坂昭如の壮絶な戦争体験を基に作られた、実話ベースの衝撃の作品。これを観ると、宗教に悩まされ、宗教が嫌いになった私ですら、宗教がこの世にあってほしいと願ってしまうのである。また、暴れん坊で品性がない印象があった野坂に対する見方も大きく変わることになる。彼がどういう思いで戦後の人生を生きてきたかを考えると、あんな事件もこんな出来事も、彼にとっての戦争(戦い)だったのだ。
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