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手塚治虫の名言・格言一覧

日本漫画家。生誕1928年手塚治虫(1928~1989年)は、漫画というジャンルを作り上げた巨人として知られる人物です。(画像

名言一覧

27個あります

『30分も眠るとつらくなるから、10分で起こしてください。』

『漫画の含む笑いの要素は、いちばん高級なやつでなければならない。猿の笑いと一緒くたでは困る。』
『「ダメな子」とか「わるい子」なんて子どもは、ひとりだっていないのです。もし、そんなレッテルのついた子どもがいるとしたらそれはもう、その子たちをそんなふうに見ることしかできない大人たちの精神が貧しい。』
『あと40年ぐらい書きますよ。アイデアだけは、バーゲンセールしてもいいくらいあるんだ。』
『「荒唐無稽」とか「夢の中」にこそ、日本人の忘れていたものがある。』
『一流の映画をみろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め。そして、それから自分の世界を作れ。』
『自然や人間性を置き忘れて、ひたすら進歩のみを目指して突っ走る科学技術が、どんなに深い亀裂や歪みを社会にもたらし、差別を生み、人間や生命あるものを無残に傷つけていくか。』
『人を信じよ。しかし、その百倍、自らを信じよ。』
『わたしの漫画は絵ではない、記号の集合体である。』
『人の一生とはあらしのようなものだ。あらしのつよいときは風に身をまかせろ。あらしのよわまったときに全力を出し進め!!』

10。
『どんな仕事にしろ、プロの道は険しい。一人前に食べていけるプロだと、自信を持って言える人間になるには、道楽や片手間にやる程度ではダメなのだ。』
『やたらに人の首が飛んだり、手がとんだり、血が流れたり、そういったものを果たして、子供に見せるべきなのか。私は絶対反対なんです。』
『ぼくのマンガというのは教科書なんですよ。教科書というのは、読んでワクワクするほど面白いもんじゃないし、面白すぎても困るわけ。』
『親の暴力が一概に悪いとは決して言わないが、子供が納得する暴力でなければならない。子供が親の予想以上に高い判断力を持っている事を、まずは理解しなくてはいけない。』
『医学の「進歩」も、自然破壊の一種かもしれない。』
『生活とか生存に困難な場所に生きる生物ほど、生活力・繁殖力への渇望が強くなる。人類の存亡が問われるような時、大変な数の人間が、超能力を発揮できるんじゃないか。』
『円周率とか1、2、3、というのは、地球だけの真理であって、宇宙にはそれとは違う、まるっきり想像を絶した、知識の体系があるかもしれない。』
『人間は、果てしなく賢明で、底しれず愚かだ。』
『人間は、生きている間に、なぜもっと素晴らしい人生を送らないのかなぁ。素晴らしい満足しきった人生を送れば、死ぬ時にそんなに苦しまなくたっていいんだろうなぁ。』
『合理化はゆとりや遊びの空間を消して、むしろ人を遠ざけることになります。』

20。

『今日素晴らしいアイデアを思いついた!トイレのピエタというのはどうだろう。』
『ぼくは人のやらないことを、やりたがる欲があるんです。そして人にマネさせるのが楽しい。』
『一攫千金は偽りの成功。真の人生の勝負は、じっくり腰を落ち着かせてかかるべきだ。』
『40年間負けん気でもってたみたいなもんです。逆に言うと、劣等感や怯えがあったから、続いたともいえるんですね。』
『もうこれで十分満足、と落ち着いた途端にスタミナが切れて、ダウンしてしまう気がする。』
『ひとつのものがずうっと、定着してしまっているということは、逆に不安定で、ぼくに言わせれば「死んだ芸術」ですよ。』
『今世紀の芸術作品といわれるものは、たいてい圧政や迫害の中から、レジスタンスとして生まれてくる。』

27。

名言だけを見たい人のために内省記事は別のページに分けました。

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手塚治虫の格言と向き合って内省する

手塚治虫とは(画像

日本漫画家。生誕1928年。手塚治虫(1928~1989年)は、漫画というジャンルを作り上げた巨人として知られる人物です。コマ割りをはじめとした、私たちが「漫画」と言われて思い浮かべるイメージの多くがこの人によって整えられたと言われています。

代表作は「鉄腕アトム」「ブラックジャック」「ブッダ」などたくさんあり、「火の鳥」や「アドルフに告ぐ」といった歴史的・哲学的なテーマを盛り込んだ作品も数多く残しています。これらの作品がアニメ化され、日本はもちろんのこと世界中で高く評価されたことで現在の日本のアニメ・コミックシーンの礎が築かれたとも言えます。

さらに、伝説にもなった「ときわ荘」において、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫といった才能ある人材を育てたことでも有名です。まさにその業績は不朽といってよいでしょう。