「田山花袋名言と内省」の記事一覧
田山花袋『毎日掃いても落ち葉がたまる。これが取りも直さず人生である。』
田山花袋『絶望と悲哀と寂寞とに堪え得られるようなまことなる生活を送れ。運命に従うものを勇者という。』
田山花袋『旅はどんなに私に生々としたもの、新しいもの、自由なもの、まことなものを与えたであろうか。旅に出さえすると、私はいつも本当の私となった。』
田山花袋『人間は理想が無くっては駄目です。』
田山花袋『誰でも顔の中にその人の生涯が表れて見える。』
田山花袋『成功・不成功は人格の上になんの価値もない。人は多く、そうした標準で価値をつけるが、私はそういう標準よりも、理想や趣味の標準で価値をつけるのが本当だと思う。』
田山花袋『若い時の墜落はいかようにしても浮かび上がることが出来る。』
田山花袋『恋が消えなければ、夫婦の愛情は起こらない。』
田山花袋『何でも空想で考えず、物に当たって活発にやるがよい。その時に出てくる知恵は、空想でこねまわしたものより、ぐっと生々している。』
田山花袋『人間元来一人で生まれて一人で死んでいくのである。大勢の中に混じっていたからって孤独になるのは、わかりきったことだ。』
田山花袋『体が弱くなると、どうしても感情的になる。自分一人の孤独に堪えなくなる。他人にすがるようになる。活発な心境が保てなくなる。』