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『ミス・ポター』 レビュー(感想)と考察

『ミス・ポター』

ポスター画像出典:『Amazon

 

年間735本の映画鑑賞の経験があり、コロナ前には13年間連続で毎週映画館で映画を鑑賞!3000本以上の映画を観た映画好きが、映画の紹介をさせていただきます!

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※検索したら『年間700本』という人が一番っぽかったから、皆様に映画への熱意をお伝えするためにとりあえずその人以上の数字を出しただけです・・

 

『レビュー(感想)と考察』

『ピーターラビット』で有名な児童文学作家であり画家でもあったビアトリクス・ポターの伝記映画である。とにかく実話というのはどんなことでも教訓になる。よく、『それは漫画の世界でしょ』と言って一辺倒に切り捨てる人がいるが、その漫画を描いている人は人間であり、我々はその漫画やキャラクターを通して人間を観ているのであり、それを想像できない人こそ、漫画がぽんとこの世界に急に登場したとしか想像できない、想像力が欠如した哀れな人間である。

 

つまり、メルヘン溢れる世界に触れた時、そういう人は『漫画でしょ』として侮るが、実は(この世界を創り出した人は、どのような考え方で、何を目的にこの作品を創り出したのだろう)ということを想像することは、とても想像力のいることであり、普通の人ではできない。

 

子供ならピーターラビットを見て『かわいー』と何も考えずに遊んで触れていていい。だが、そのような見下されがちなファンタジーの世界の単なるうさぎのキャラクターが誕生した経緯や歴史は『ファンタジーの世界ではない』のだ。確かに存在する。

 

20歳を過ぎて社会人になったら、もう後は『どれくらい生きるか』ではなく『どういう人生を生きたか』というテーマを背負うことになる。無邪気にうさぎに触れる幼心は持っていてもいいが、同時に彼女のような偉人に近い非凡な人間の人生を、真剣に学ぶ気概が必要である。

 

 

『この映画のジャンル』

女、実話

 

『その他映画コンテンツ』