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吉田兼好『よろずの事は頼むべからず。愚かなる人は、ふかく物を頼むゆえに怨み怒ることあり。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

ふむ…。

運営者

考察

人に期待すればするほど、そのギャップとの差について、怒り狂うことになる。『なぜこんなことも出来ないんだ!』と激昂する。それは私が部下に対して取っている、日常茶飯事の態度である。だが、ある本にこう書いてあったことを私は隠蔽しないようにしている。

 

『あなたの部下が、あなたより仕事が出来ないからといって、怒らないでください。あなたの部下は、あなたより仕事が出来ないから、あなたの部下なのです。』

 

仕事

 

私は、『慰め』を目的とするクリスチャンの親の下に生まれ、それに反発して生きてきたことも手伝って、『慰め』ではなく『戒め』を重んじて今日までの時を生きている。だからその一文を見たところで、あるいは、孔子キリストブッダソクラテスの言葉を一通り見た後でさえも、私は彼を『幼少期に事故で兄を亡くしたかわいそうな被害者』という目で見ない。『それを言い訳にしていつまでも現実逃避をしているただの馬鹿』という目で見る。この6年半がそうであり、これから、未来永劫としてそうである。

 

孔子の言葉の超訳に書いた。

 

詳しくはこの記事にあるが、吉田兼好の言う事の意味など、とっくにわかっている。わかっていてやっているのだ。

 

追記:この記事から4年。私の考え方はいまだにぶれていない。当たり前だ。言ったことは必ず貫き通す。私は彼のことを『人間』として見ているのだ。だから人間として接するのは当たり前だ。彼は家畜でも道具でも、虫けらでもない。

 

家畜

 

いやもちろん、家畜も道具も昆虫も立派な存在だ。だが、『人間が』それらと同じような生き方をするということは、批判の対象となる。人に期待すればするほど、そのギャップとの差について、怒り狂うことになる。確かに、吉田兼好の言う通りだ。だが、『怒り狂う』そのエネルギーこそが奇跡を生み出す原動力となることもまた事実だ。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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