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武者小路実篤『金のある者は、金があるために不正をし、金のない者は、金がないために不正なことをする。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

例えば、手塚治虫の描く『ブッダ』の話だ。まず、人間に格差がついていて、

 

引用:http://lucky2zacky.jugem.jp/?eid=813

 

奴隷同然のような人間が、今日を生きるために物を盗み、人を暴行する。盗んだ方も盗まれた方もまだ子供だ。盗んだ方にも事情があって、盗まれた方にも事情がある。盗まれた方は、

 

奴隷のお前が、今日盗まれたあの品物は、お前らの何倍もの値段がつく、高価な代物だ。もしそれを取り返せなかったらお前の母親を売りとばす。もう二度と会えないと思え。

 

と言われ、死に物狂いで探して何とか見つけるも、逆に袋叩きに合う。なんという理不尽な世の中だろうか。だがこれは全て、事実だ。そして今も尚、こういう格差、負の連鎖は一部で続いている。これがバラモン教(現ヒンズー教)の、『カースト制度』である。金や地位があるいう理由で、金や地位のない人間を奴隷の様に扱う。それが許されていいのだろうか。

 

しかしガンジーほどの人物は、カースト制度を否定しなかったというではないか。それを否定するという事は、ヒンズー教そのものを否定するのと同じだからである。2500年以上も前から、今もその考えが根付いている。このことについて、どう考えるだろうか。死んだ後に生まれ変わっても、永久にその身分という呪いは続く?

 

生まれ変わり、負の連鎖、輪廻、カルマ(業)、この実態について、これ以上わかりやすい話はない。それがこれだ。

『ロウソクについていた火が、消えた。だから新しく、つけた。だが、その火がどうしてさっきまでの火と同じものだと言えよう。』

 

良くないのは『不正』だけだ。それを見誤ってはならない。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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