マーク・トウェイン『アダムはリンゴがほしかったから食べたのではなかった。禁じられていたからこそ食べたのだ。』

名言と真剣に向き合って、偉人の知恵を自分のものにしよう!

ふむ…。

運営者

考察

つまり、『リンゴに特別な意味がある』わけではない。そしてもちろん

 

キリスト教の常識である、

 

聖書にある『ブドウ酒』も、『ブドウ酒自体に意味がある』わけではない。それは、たまたまそこにあっただけだ。それを目にした、あるいは思い浮かべた人間が、その個体を名指ししただけであり、リンゴやブドウ酒に何か特別な意味を持たせようとするのは、狂信的である。

 

それが『ミカン』だったら、ミカンに何か特別な意味を見出そうとし、『白ワイン』だったら、白ワインに何か特別な意味を見出そうとする。その相対的で虚ろな心模様は、とても滑稽である。見るべきエッセンス(本質)はそこではない。それが問題なのではないのだ。重要なのは『人間の罪』について。キリスト教の7つの大罪は、

 

  1. 傲慢
  2. 強欲
  3. 暴食
  4. 色欲
  5. 嫉妬
  6. 怠惰
  7. 憤怒

 

が挙げられるわけだが、これらの共通点はみんな『欲望を暴走させた結果』である。

 

孔子が定めた『罪』は、『利己』。

ソクラテスは、『無知』。

ブッダは、『執着』。

 

キリストは『罪』だ。

 

キリストの罪の定義が『罪』といいうのはどういうことかというと、罪という言葉は、紐解くとヘブライ語で『的を取り違える。的を外す。』という言葉に辿り着くようになっている。つまり、7つの大罪でも挙げたように、『欲望の持っていき方を間違える』ことこそ、キリスト教の教える『罪』ということになるのだ。

 

『アダムとリンゴ』の話然り、人間はその人生を生きていると、実に多種多様な『甘い罠』や『落とし穴』に遭遇することになる。そんなとき、『アダムとリンゴ』の話や、上に挙げた賢人たちの罪の定義の話のエッセンスを思い出せば、首を横に振って冷静さを取り戻し、その誘惑に負けて、堕落の道に足を踏み外すことは激減するだろう。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

 

特別情報

当サイトにある500人の偉人の8000の名言は、ぎゅっと集約して『38』にまとめられます。人間がいる以上未来永劫廃れることのないこの情報を、決してお見逃しなく。

 

『38の黄金律』へ

 

名言一覧

名言一覧(厳選した500人の8,000の格言)

 

Pickup名言

8000の言葉から名言がランダムに表示されます。偶然あなたに突き刺さる言葉に出逢えるかも∠(`・ω・´)✧!?

名言AI

ショーペン・ハウエル『ときにはぼんやりと時間を潰すことがあっても、ほとんど丸一日を多読に費やす勤勉な人間は、次第に自分でものを考える力を失っていく。』 サミュエル・ジョンソン『彼の死を悲しんではならない。彼のようなすばらしい奴と出会えたことを喜ばなくてはならない。』 ラ・ロシュフーコー『友情のための最大の努力は、友人に我々の欠点を見せることではない。彼に彼の欠点を悟らせることだ。』

 

関連する『黄金律

『人間が転落するタイミングは決まっている。「得意時代」だ。』

同じ人物の名言一覧

マーク・トゥエインの名言・格言一覧

IQ

I drew illustration. Thank you!