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山本周五郎『どんなに賢くても、人間は自分の背中を見ることはできない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。

運営者

考察

いや、鏡で見える。だが、そういうことではない。例えば、数年前に感じた、『妹の背中』だ。これは私の心の中だけで感じたものであり、当人も知らない。私は、数年ぶりに会った妹が歩く背中を見て、母親の面影を感じた。

 

 

母はまだ生きているが、その母と長く暮らしていることで、妹は、この母から間違いなく何らかの要素を『無意識に』継承し、DNAレベルの細部に組み込んでいた。私はその時初めて、かつての親の世代の知り合いが私を見て、口を揃えて『お父さんに似て来たねぇ』と言う理由を思い知ったのだ。

 

『無意識』なのだ。子供は無意識だから、そう言われたところでピンと来ない。その妹のときも、おそらくピンと来ないだろうし、だとしたら返事もそっけないものだと悟った為、あえて言わなかった。これを考えた時、山本周五郎の言葉はどう響くだろうか。(賢い)とか、(何言ってんだこいつ)とか、そういう発想は、全て自分発想である。

 

しかし意識として間違いなくそういう意識があって、それに従って素直にそう思っているだけなのだが、周りから見た時、自分のその認識とは違う景色が見えている場合があるのだ。『人生一生勉強だ』と考え、常に謙虚でいることの姿勢は、思っている以上に重要なのである。

 

 

 

 

MEMO

※これは運営者独自の見解です。一つの参考として解釈し、言葉と向き合い内省し、名言を自分のものにしましょう。

 

Check

こうして名言と向き合って一つずつ内省したその数『8000』。では、なぜ「1万」ではないのか──それは、内省の後半になるにつれ、『同じ的を射る言葉』が増えてきたからです。そして私はその浮かび上がった真理を、『38の黄金知』としてまとめました。

 

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