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トラファルガー・ロー『おれ達はお前の笑みが長く続くほど予想通りには動かない』

物事を見極める目を『見識』という。 自分の見識に自信があるか、そしてあるのであればそれは『過信』ではないか。 一度よく考えてみた方が良い。 考えても別に、損ではないからだ。 むしろ、得だ。自分で見極めた方が恥をかかないで済む。 そして、過信が自信に変わる。 それだけで、考える時間を設けることは、まるで『剣の刃を研ぐ』ことに等しい。

 

私の周りには、『おれは昔だったら戦国武将だった』とか、『俺の駆け引きは天下一品だ』とか、『俺は人を管理・支配する能力に長けている』などと大口をたたく人間がいたが、本当の一流なら、先祖が百姓だろうが奴隷だろうが実力で運命を創り上げ、 本当に駆け引きがうまいなら、それを安易には口外せず、 見識高い人間なら、『人を支配する』というワードは言葉に出さないものだ。

 

目に見える世界が『自分の思い通り』だからといって、 本当に自分の思い通りに事が運ぶと思っているのであれば、 それはただの勘違いだ。 悪いことは言わない。 一度見識を磨く時間を設けた方が良い。

 

『─この最悪の未来を予測できなかったのは お前の”過信”だ…!!! いつもの様に高笑いしながら次の手でも考えてろ!! ─だがおれ達はお前の笑みが長く続くほど 予想通りには動かない』

 

私もよく『何を考えているかわからない』と言われたことがあるからわかるが、 もしかしたら普段、『簡単に予測できる』対象ばかり相手にしていて、 それはただ、自分に見識が無いだけなのかもしれない。 もし相手の思慮を読み取れるとしたら、 それは、自分が潜った思慮の深さの分だけだと思った方が良い。つまり、潜っていない(内省をしない、刃を磨いていない)のであれば、 その剣で斬れる物など、知れている。

 

 

Vアニメ「ワンピース」15周年記念!15の名場面で綴る感涙PV

※画像は以下の参考文献から引用しています。

 

一言

この記事は2009年に書いたものです。とても未熟な時期に書いたものなので、いずれまた修正いたします。またこの記事は運営者のワンピースに対するリスペクトの想いから書いていますが、もしこの画像の著作権が問題になる場合は、画像をすぐに削除いたします。